「WITTAMER (ヴィタメール)」 のチョコレート
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「ヴィタメール」のチョコレートをいただきました。
ケーキや焼き菓子は食べたことがあるのですが、チョコレートは初めて。

「ヴィタメール」は、ベルギー王室御用達の老舗パティスリー。
意外なことに、創業者はオーストリア人。1910年、オーストリア人のHenri Wittamerが、ベルギーの首都ブリュッセルのサブロン広場に創業しました。ベルギー王室御用達となったのは2000年。つい最近なんですね。
ベルギー王室の特別なおもてなしには必ずヴィタメールのチョコレートやお菓子が供されるそうです。
なお、チョコレート専門店と思われている方もいらっしゃいますが、チョコレート作りを始めたのは、1960年代、3代目である現在のオーナーだそうです。

ヴィタメール・ジャポンでは、ベルギー本店において研修を受けた職人達が、ベルギー本国の味を再現する一方、日本オリジナルのお菓子も作っているとか。でも、どれが日本オリジナルのものなのか、私にはわかりません(笑)。

いただいたのは、「ショコラ・ド・ヴィタメール」。8個入り。
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丁寧に型に流し込まれ、丹精こめた手技で仕上げられたショコラ。
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一粒ずつの説明書のようなものが入っていなかったので、正確なプラリネやガナッシュの中身がわからないのですが、ヘーゼルナッツやアーモンド、オレンジピールが入ったもの、コニャックやコアントローなどの洋酒を練り込んだものなどです。
どれもまろやかで、なめらかな舌ざわりのショコラ。お味もなめらかです。

味覚は人ぞれぞれで、チョコレートも人の好みが大きく分かれるものですが、こちらのチョコレート、かなり気に入っちゃいました。
私は「GODIVA」や「ピエール・マルコリーニ」があまり好きではないので、ベルギーチョコは口に合わないのかも、と思っていたのですが、やはり一概には言えないですね。
ちなみに私が好きなショコラトリーは、「ラ・メゾン・デュ・ショコラ」、、「ジャン=ポール・エヴァン」、「ル・ショコラ・ドゥ・アッシュ」、「ベルアメール」(のミルクチョコ)。

中でもお気に入りなのは、次のふたつ。
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お花型のミルクチョコの中身は、キャラメルソースとモカクリームを練り合わせたもの。
「ヴィタメール」 のマークが入ったほうは、外がパリッとしたビターチョコ、中はコニャックがたっぷり入ったなめらかなガナッシュです。コニャックがほのかに香る、大人のチョコレートといった感じ。


ちなみに、このお店はチョコレートを使った生ケーキがおすすめです。
特に「ヴィタメール」と「サンバ」がおすすめ。

「ヴィタメール」の日本上陸は関西から。今でも店舗数は関西のほうが多いです。
大丸東京店は関東第1号店。デパ地下のお店としては、広めの店舗。そばを通る度、美しいケーキたちに目だけではなく心も奪われないよう、格闘しています(笑)。
関東では他に、日本橋高島屋と新宿小田急に入っています。


「WITTAMER」 大丸東京店
東京都千代田区丸の内1-9-1 大丸東京店B1F
TEL 03-3201-6121
10:00~21:00(土日祝~20:00)
定休日:1/1


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by camille_31 | 2006-03-30 23:18 |  SWEETS
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