麻布十番 「エル ブランシュ」 で体にやさしいフレンチ
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9月初め、体にやさしいフレンチがいただけると評判の「Aile Blanche(エル ブランシュ)」に、loveswedenさんと伺いました。
店名の「Aile Blanche」はフランス語で「白い羽」という意味。
「夜遅くても、くつろいでワインをたのしみ、おいしい料理を食べることのできるレストラン」というコンセプトで、営業時間は18:00~3:00、ラストオーダーは深夜2時。
今年の3月にオープンして以来、様々なメディアで取り上げられているお店です。

体にやさしいお料理は、調理法に対する配慮だけではなく、素材にもこだわっていらっしゃいます。
野菜は、現在80%が福井県丸岡町の契約農家による無農薬野菜、魚介類は、全国30ヵ所以上の漁港から毎日届く天然もの。

そしてこだわりは塩と水にも。
お塩の場合、肉料理にはゲランドの自然海塩を、魚料理にはペルーの標高3,300mにあるマラスの塩田でとれる天日塩を、野菜料理にはオーストラリアの500万年前の塩湖でとれる自然塩を、というように使い分けていらっしゃるそう。
お水は、宝石を通して作られるミネラルウォーター「エレン水」を中心に、福井県の老舗造り酒屋「久保田酒造」が日本酒を作るときに使う地下250mからくみ上げた仕込み水など、こちらも料理に合わせて使い分けているのだとか。

店内は、小さめの4人掛けのテーブル5つ(19席)と、シェフズテーブルと呼ばれる大理石のカウンターが5席。
「白い羽」の店名通り、白を基調とした、清楚な印象のこぢんまりとしたお店です。
白一色の中、スタッフのユニフォームの鮮やかなオレンジ色がアクセントになっていました。
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カーテンの向こう側が、厨房とシェフズテーブル。
帰り際に案内してくださったのですが、こちらはカウンターも床も真っ白な大理石。目の前で調理している様子が見られる他、女性のひとりフレンチも歓迎しています。

お料理は、プリフィクスで、6,300円、8,400円、10,500円の3種類。
私たちは、散々悩んだ挙げ句、8,400円のお料理をいただくことにしました。
冷前菜+温前菜+本日の魚料理or本日の肉料理+デザート。
10月からメニュー構成や表記方法をわかりやすく変えたそうなので、現在は、同じお料理でも、私たちがいただいたときとはメニュー名がちょっと違うようです。

アミューズ・ブーシュ。
桃の冷たいスープ
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桃と濃厚なダブルコンソメを合わせたスープ。もうちょっと桃の味が濃いほうが嬉しいかも。

冷前菜は、ふたりともHPで気になっていたものを選びました。
福井県丸岡町の久保田酒造の仕込み水を使った新鮮野菜のアスピック、アルガンオイルソース
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お野菜は、福井県丸岡町の無農薬野菜。
ゼリーに使用しているお水も、同じく丸岡町で250年続いている老舗の「久保田酒造」の仕込み水(湧水)。
添えられている塩は、西オーストラリア奥地の塩湖からとれた500万年前の自然塩。
すごいこだわりようですね。
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でもお味は期待していたほどでは・・・というのがふたり揃っての感想。期待が大きすぎたのかも。

パン
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このパン、美味しいです! 自家製なのですが、皮がカリッ、中はモチモチッ。もっと食べたかった~。
バターも自家製。こちらも美味しい。
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上のパンを食べ終えると次から出てくるのはバゲット(写真撮り忘れました)。
こちらは自家製ではありません。やっぱり自家製のパンのほうがおいしい!

温前菜。
loveswedenさんのチョイスは、
フランス、ランド産フォワグラのポワレを浮かべたキノコのポタージュ
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こちらは+600円。
メニューを見て、キノコのポタージュがメインなら、私もこちらを、と思ったのですが、メインはとろ~りとしたフォアグラ、とお聞きして、断念。
少しいただいたのですが、私の苦手なとろっとろのフォアグラでした。フォアグラ好きにはたまらないかも。

私のチョイスは
サロマ湖産帆立貝のポワレを添えたキプロス産のブルガー小麦のリゾット
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さっとポワレされた帆立があまりにもやわらかくてビックリ! 大きさはそれ程でもないのですが、こんなにやわらかい帆立は初めてで、感動しました。
「こんなに美味しい帆立をいただいたのは初めて!」とおっしゃるお客さまもいらしたとか。
確かにこのお皿が一番美味しかったかも。

メイン料理は、「本日の魚料理」か「本日の肉料理」からのチョイス。
ふたりでどちらにしよう?となかなか決められずにいたら、「一皿ずつ選ばれたことにして、半分ずつお出ししましょうか?」と提案してくださいました。わ~、なんて親切なんでしょう。喜んでお言葉に甘えることに。

まずは、本日のお魚料理。
漁港直送 本日の天然魚の料理
長崎の漁港から届いたマトウダイのポワレ、サフランのソース
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やさしい味わいでおいしい・・・と言いたいところですが、マトウダイが場所によってかなり塩味がきつかったです。もしかして、間違ってお塩ふりすぎちゃった?というくらい。
ワインがすすんで良かったのかしら?(笑)

こちらがこの日のお肉料理。
ランド産プーレ・ジョンヌのポーピエット、ジャガイモのコンフィ、赤ワインソース
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プーレ・ジョンヌ(プーレ・ジョーヌ)=フランス産の最高級地鶏、ポーピエット=詰め物をして巻いたもの。
えっと、こちらはよく覚えていません・・・(汗)。
美味しいけれど、特に特徴のあるお味ではなかったような気がします。

デセールは2種類。
この日は、loveswedenさんのお誕生日のお祝いでした。
なので、loveswedenさんのデセールは、お誕生日仕様。
いちじくのコンポート、シナモン風味のアイスと紅茶のジュレ
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ざくろのジュースでコンポートされたいちじくが濃厚。
シナモン風味のアイスとキーモン紅茶のジュレともよく合います。

私もいちじくにかなり惹かれたのですが、迷った末、もうひとつのほうをいただくことに。
ぶどうのささやき、ソーダのジュレとぶどうのアイスボール
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巨峰とマスカットが甘~い。ソーダ水のジュレがさっぱりとして、爽やかなデザートです。
冷たいふどうのアイスボールが口の中でゆっくり溶けるのもいい感じ。

プティフール
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ハート型のお皿がかわい~い。飲みものはいつも通りお紅茶を。
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全体的にあっさりとしたお料理でした。
どれも美味しかったのですが、これと言って特出するものはなく・・・。
アットホームでスマートなサービスも気持ちがよかったのですが(メインの提案もとっても嬉しかったし)、あまり印象に残らない、そんなお料理&お店でした。
HPやブログ(シェフのブログマネージャー兼ソムリエのブログ)を見すぎて、期待が膨らみすぎていたのかも(笑)。
お値段がもうちょっと安ければ、満足度も上がっていたかもしれません。
コースではなく、アラカルトで少し軽めにいただくのがいいのかもしれませんね。

帰りは、シェフの弟さんであるマネージャー兼ソムリエの方がビルの1階入口で、私たちの姿が見えなくなるまで見送ってくださいました。


「Aile Blanche (エル ブランシュ)」
東京都港区麻布十番2-8-10 パティオ麻布十番5F
TEL 03-5439-4338
18:00~27:00(L.O.26:00)
定休日:日・第2月
by camille_31 | 2007-10-27 23:11 |  FRENCH
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