カテゴリ: FRENCH( 78 )
白金台 「カンテサンス」 でランチ No.3
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またまた「カンテサンス」でのランチです。
2年目を迎えたばかりの日に、sucre_selさんと伺いました。

冷たいガスパチョ スパイス・ペティヤン
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グラスの縁に、マルガリータのように塩がつけられています。中には細か~く刻まれたキュウリ。
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「ペティヤン」は、「パチパチはねる、泡立つ」という意味のフランス語で、発泡性の弱い発泡酒を表すのに使われるそう。見た目は全くわからないのですが、口に含むと僅か~に感じられるしゅわっとした感じがとっても爽やか。初夏を感じさせます。

塩とオリーブ油が主役 山羊乳のヴァヴァロア
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おなじみ、いつももっと食べたいと思わせられるスペシャリテ。
山羊ミルク&山羊のチーズが苦手なsucre_selさんも絶賛。わ~い!

ブルターニュから連想して 帆立貝と蕎麦の実
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ものすごくふっくらとした帆立貝が美味し~い! 中はほんのりとレア。
サクサクとした蕎麦の実がのって、食感も楽しいです。
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sucre_selさんと私は苦手な食材がほとんど一緒なのですが、最近まで帆立も苦手で、今は好き、ということまで一緒で、びっくりしました。
添えられているのは、蕎麦の実のソースと、蕎麦の実のリゾット。
全体的にやさしく上品なお味です。

石鯛のポワレ ブール・ダルグのソース
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写真ではわかりませんが、石鯛はうっすらと螺鈿に輝いています。
この火の通し加減には毎回感動。ごく低温で焼いて、一旦出して余熱で火を入れ、またごく低温で焼いて・・・を繰り返されているのだとか。

ソースは、ボルディエの海草入りバター、「ブール・ダルグ」。
これが感動もの! めちゃめちゃ美味しいです。

今、フランスの多くの三ツ星レストランや一流ホテルで「世界一のバター」と賞賛されているという、ボルディエのバター
ジャン=イヴ・ボルディエ(Jean-Yves Bordier)氏が作るバターは、ひとつひとつが手作業で作られています。年代物の木製の練り械を使用し、「マラクサージュ」という昔ながらの手で練り上げる手法を使って、少量ずつ丁寧に手作りされているそう。
有塩(ブール・ドゥミ=セル Beurre demi-sel)、無塩(ブール・ドゥ Beurre doux)、海草入り(ブール・ダルグ Beurre d'algue)の3種類があって、有塩と海草入りがお料理に向いているとか。
日本では、こちらで購入することができます。
おいしいバゲットにブール・ダルグをたっぷりつけてかぶりつきた~い!

奥の緑色の泡状のものは、ロケットのソース。

短角牛のロースト ソースカプシーヌ
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見た目は、中がほとんどレアの状態のローストビーフ。切ると血が滴る感じ。
もう少し火が通っているほうが好きなんだけど・・・と思いながら口に入れると、びっくり。
生臭みは全くなく、ちゃんと中まで火が通っているのがわかります。恐らく、このお肉にとって最高の火の入れ加減なのでしょうね。
こちらも、短時間焼いては、一旦出して余熱で火を入れ、また短時間焼いて・・・を繰り返されたのでしょうか。(軍鶏酵素ポークのように、低温でじっくりではないですよね?)
肉の旨みが最大限に引き出されているようで、とても美味しかったです。
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ソースの「カプシーヌ」は、説明してくださったと思うのですが、全く覚えていなくて、調べてみたら、日本語では「ノウゼンハレン、キンレンカ」。
花や茎葉が食べられ、ハーブとしても使われているんですね。花の色は赤やオレンジ、黄色があるので、こちらは黄色の花びらでしょうか。
ソース自体にはあまり味がなく、片隅に置かれたゲランドの塩をつけると、更に美味しさがUPしました。

添えられているのは、原木の椎茸、インカのめざめ、やちまたのピーナッツ。
どれもがいちいち美味しくて困ります(笑)。

ガトーニュージーランド ソースキウイ
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ヨーグルトのムースの上に薄くスライスしたリンゴ、その上にニュージーランド産のキウイのソースがのっています。
さっぱりとした美味しさで、かなり好き。もっと食べた~い。

イチジクのキャラメリゼ ソース・ヴァンルージュ
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愛知県から取り寄せたというイチジクは、ふっくらとやわらか。イチジクって、愛知県が生産量日本一なんですね。初めて知りました。
挽いたコーヒー豆はパラパラとふりかけられている程度なのに、コーヒーのいい香りが漂います。かなり苦めにキャラメリゼされていますが、赤ワインのソースをつけると甘みが増して、味わいに奥行きが広がります。
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前回、濃すぎて、コーヒーに添えられたミルクを入れさせていただいちゃったお紅茶、今回は薄めに入れてくださいました。
こんなところまでちゃんと覚えてくださっていたのが嬉しい。


32歳の爽やかな岸田シェフが生み出す、繊細で上質なお料理。
シェフが大切にされている、「素材」と「火の入れ方」、そして「最高の素材が本来備えている繊細な風味を、最大に引き出すための味付け」を、今回も堪能させていただきました。
sucre_selさんにもかなり気に入っていただけたようで、嬉しいです。
「カンテサンス」ファン、続々と増やし中です(笑)。


「restaurant Quintessence (レストラン カンテサンス)」
東京都港区白金台5-4-7 バルビゾン25 1F
TEL 03-5791-3715(予約専用)
TEL 03-5791-3711(インフォメーション)
Lunch 12:00~15:00(L.O.13:00)
Dinner 18:30~23:00(L.O.20:30)
定休日:日曜中心に月6日ほど、夏季休暇、年末年始


■関連記事:
 白金台 「カンテサンス」 でランチ (07/02)
 白金台 「カンテサンス」 でランチ No.2 (07/04)
by camille_31 | 2007-05-27 01:12 |  FRENCH
京橋千疋屋 カジュアルフレンチ 「ビワワ」 で平日ランチ No.2
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平日のランチに時々利用している、「京橋千疋屋」本店2階のカジュアルフレンチレストラン「Biwawa」
この日はちょっと贅沢に、デザートまでいただきました。

メニューは、以前記事にしたときから少し変わっています。
平日のランチは、「日替わりランチ」(肉料理or魚料理のチョイス)と「オーストラリアビーフのステーキ」。ともにサラダとパンorライスがついて1,260円です。
これに、デザートとドリンクがついた「デザートセット」1,575円、更に人参と雲丹のコンソメジュレがついた「アミューズセット」1,890円、更にオードブルがついた「オードブルセット」2,415円。
メインのお料理は、プラス料金で、三重牛ランプステーキ、骨付き仔羊のグリエ、鴨胸肉のスパイス風味をいただくこともできます。

日替わりランチのデザートセットをいただきました。
この日のメインは、お肉料理が「Biwawa風ジャンバラヤ 海老・鶏・チョリソーのスパイス焼き」、お魚料理は「築地からの旬のお魚料理」。

有機野菜のサラダ
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パン
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築地からの旬のお魚は、ホウボウでした。
ホウボウのポワレ 生姜風味
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ホウボウは、皮がパリッと、身はふっくら。味付けがちょっと濃いめでしたが、揚げた千切りの生姜が味を引き締めています。
お魚の下にもしめじやお野菜がたっぷり。
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お隣のテーブルでジャンバラヤをいただいていましたが、こちらは具がゴロゴロっと入って(薫製ソーセージは切らずにまるごと)、かなりのボリューム。

デザートは日替わりで、3種類からのチョイスです。
この日は、「いちごのブランマンジェ」、「カルダモンのプリン オレンジ風味」、「ドライフルーツのバターケーキ」。
いちごのブランマンジェ
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別経営とはいえ、千疋屋さんですもの、フルーツが美味しいです。
お紅茶をいただきました。ミルクもちゃんと温められていて嬉しい。
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お昼の休憩時間は1時間しかありませんが、ちょっぴり贅沢な気分を味わえた平日の午後でした。


「レストラン Biwawa」
東京都中央区京橋1-1-9 千疋屋ビル2F
TEL 03-3281-0382
Lunch 11:00~15:00(L.O.14:00)
Tea Time 14:00~16:00
Dinner 18:00~22:00(L.O.21:00)
土はLunchのみ(12:00~16:00(L.O.15:00))
定休日:日祝(パーティ可)


■関連記事:
京橋千疋屋 カジュアルフレンチ 「ビワワ」 で平日ランチ  (06/01)
京橋千疋屋 カジュアルフレンチ 「ビワワ」 でバースデーランチ (07/10)
by camille_31 | 2007-05-20 23:52 |  FRENCH
白金台 「カンテサンス」 でランチ No.2
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ずっとずっと行きたいと思っていて、行ったら一度でファンになってしまった「レストラン カンテサンス」
初訪問の記事を見て、行きたいと言ってくださった、meshiさんloveswedenさんと一緒に訪れました。

前回は半分ほどしかテーブルが埋まっていなかったのですが、今回は満席。そのうち予約の取りづらいお店になってしまうのかな~とちょっぴり不安です。
なお、岸田シェフがスーシェフを務めていらしたパリの「L'Astrance(アストランス)」は、今年3つ星に昇格しました。

まずはシャンパンで乾杯した後、今回も、ひとつひとつの素材の持ち味を最大限に引き出した、絶妙な火の入れ加減と味付けに感動しながら、ひとつひとつのお皿を堪能しました。
(メニューのないこのお店のランチは、7皿前後7,350円です。)

人参のスープ
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甘い、甘い、とっても甘~い!
温かい人参のスープは、とても人参だけとは思えない感動的な甘さ。でも何も添加されていないそうです。正真正銘の人参100%!一体どれだけ煮詰めたらこんな色になるのでしょう。
「横から見ると三層に分かれているんですよ」と言われましたが、そのときには既に飲みきっていた私たち。一斉にデジカメの液晶画面を確認しました(笑)。
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層が分かれているの、わかりますか?
大きなスープ皿でいただきたい美味しさでした。

メゾンカイザーのパン
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塩とオリーブ油が主役 山羊乳のヴァヴァロア
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前回感動した、このお店のスペシャリテ。meshiさんとloveswedenさんも絶賛でした。
とろ~りととろける山羊ミルクのババロアに、塩とオリーブオイルの絶妙なバランス。なめらかな美味しさといい、百合根とマカデミアンナッツの食感といい、すべてがすばらしい。ず~っと食べていたいです(笑)。

主役のひとつであるお塩は、ゲランドの塩
とがった塩辛さがなく、甘みさえ感じられる、深い味わいの美味しい塩です。

アーティチョーク 生ウニとホタルイカ
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生のアーティチョークをいただいたのは多分初めて。
奥はホタルイカのワタのソース。
特にインパクトがあるわけでもなく、何かが主張してるわけでもなく。美味しいのですが、このお皿が一番印象が薄かったかな~と。

虹鱒のコンフィ 甘夏と黒オリーブ
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虹鱒ってこんなにやわらかくておいしいものだったんですね。感動です。
虹鱒の上にふられているのは、やはり大粒のゲランドの塩。この塩加減がまたすばらしいんです。
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甘夏とブラックオリーブのソースをつけていただくと、爽やかな味わいに。でもどちらも単独で美味しいので、半分くらい(半分以上?)別々に食べました。
行者にんにくの上の泡状のものは、ロケット(ルッコラ)のソース。

3時間ローストポーク ソースセルフパプリカ
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繊細なお料理が続いたのに、いきなりど~んときて、ビックリ。
前回は3時間かけてローストされた軍鶏をいただきましたが、今回は3時間かけた佐賀県産酵素ポーク。
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やわらかくジューシーで、苦手な脂身さえもあっさりと美味しい。
虹鱒といい、豚といい、火の入れ加減には本当に感動です。

お料理名の「ソースセルフパプリカ」って何だと思います?
手前の乾燥したパプリカを自分で砕いて、ソース代わりにしていただくんです。おもしろいですよね。ポークととてもよく合っていました。片隅にはゲランドの塩も置かれています。
付け合わせは、分葱と、大好きなインカのめざめ。
かなりボリュームがありましたが、あっさりといけちゃいました。

ココカカオ
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見た目はオリーブオイルとバルサミコって感じ。「目玉親父みたい」と言っていたのはloveswedenさん(笑)。
ココナッツムース(ババロア?)の上に、ピスタチオのオイル、そしてカカオ100%かと思われるような苦みの強いチョコレート。一緒に食べるとコーヒーゼリーのような味がします。大人のコーヒーゼリー。

こちらもおもしろくて、ちょっと感動のデザート。
苺のタルト
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まず最初、↑この状態でテーブルに置かれます。
苺とクリームだけのあまりにもシンプルなお皿に目が点になっていると、茶色のソース状のものをサーブされました。
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この茶色の液体、香りもなく、何のソースか全くわかりません。
それまではひとつひとつ丁寧にお料理を説明してくださっていたのに、このときだけは「3つ一緒にお召し上がりください」のみ。

このお店にはメニューがないので、???と思いながら、言われた通り、素直に3つ一緒に口に入れると・・・・・・。

!!!!!  「イチゴタルトの味がしない?」

茶色の液体は、ほんのりと温かい、クッキーを細か~く砕いたようなソース(meshiさんはこれがちょっと苦手なようでしたが)。
で、このソースと白いクリームと苺を一緒に食べると、まさしくイチゴタルトの味なんです。不思議~。
後で教えていただいたメニュー名も正にそのまんまでした(笑)。
美味しいというよりも、不思議さに感動したデザート。
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両隣のテーブルとは、お料理もデザートも違いました。初めて訪れるお客さまには、前回私がいただいたデザートをサーブされることが多いようです。
あの「2度焼いたビスキュイ」は衝撃的ですものね。

初めてのときほどの感動はなかったものの、それぞれの素材の美味しさがピークのときにテーブルに出す、というお料理にはやはり感動を覚えます。
「和」にも通じる繊細なお料理の数々は、フレンチとか和食とか、もはやそういったジャンルに囚われることなく、美味しいものは美味しいと素直に思わせてくれます。
すっかり気に入ってしまったこのお店、近々またランチに伺います(笑)。
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meshiさんとloveswedenさんとの楽しいおしゃべりは尽きなくて、気がついたら16時過ぎ。しかもそのおしゃべりは、場所を移して更に続くのです(笑)。


「restaurant Quintessence (レストラン カンテサンス)」
東京都港区白金台5-4-7 バルビゾン25 1F
TEL 03-5791-3715(予約専用)
TEL 03-5791-3711(インフォメーション)
Lunch 12:00~15:00(L.O.13:00)
Dinner 18:30~23:00(L.O.20:30)
定休日:日曜中心に月6日ほど、夏季休暇、年末年始


■関連記事:
 白金台 「カンテサンス」 でランチ (07/02)
 白金台 「カンテサンス」 でランチ No.3 (07/05)
by camille_31 | 2007-05-07 23:37 |  FRENCH
恵比寿 「ジョエル・ロブション」 でランチ No.2 (後編)
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「ジョエル・ロブション」での2度目のランチの続きです。


メインのお肉料理は2種類からのチョイスです。
友人が選んだものは
ドンプ産カイユ ワイルドライスを抱き込みロティに フォワグラ 竹の子
ハーブのサラダと一緒に

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「カイユ」=鶉(うずら)。左側がワイルドライスを詰め込んだ鶉で、小さい骨付き。右側は手羽先とフォアグラ。
あっさりとした鶉にフォアグラを組み合わせるのはフレンチの定番だそう。
ワイルドライスを詰め込んだ部分を一口いただきましたが、お肉がやわらか~い。フォアグラはかなりフレッシュだったようです。

私のチョイス
オーストラリア産仔羊 レモン果汁でブレゼし
皮付きタマネギのロースト、ベーコンとトリュフの香りを添えて

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たっぷりのレモン果汁で蒸し煮された仔羊の肩肉は、臭みも全くなく、やわらかいです。
でも感動したのは、付け合わせのタマネギのほう。タマネギ1枚1枚の間に、ベーコンとトリュフを挟み、皮付きのまま2時間かけてじっくり火を通したというもの。
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口に入れるととろけてしまうほど、ものっすご~くやわらかくて、甘くて、こんなに美味しい玉ネギをいただいたのは初めてです。ベーコンとトリュフとの組み合わせももちろん最高! いただいたお料理の中で、これが一番の感動ものでした。

カフェ グラニテにし、アマレットと合わせて
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ほろ苦いカフェに甘くほろ苦いアーモンド風味のアマレット。大人味のグラニテです。
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パンプルムースとオリーブオイルのクレームを合わせ、
金木犀の香りとフレッシュなミントのソルベを添えて

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「パンプルムース」=グレープフルーツ。
金木犀というと中華というイメージ。フレンチで初めて食べました。ジュレになっていて、グレープフルーツ、オリーブオイル、ミントのソルベが一体となって、とっても爽やかで美味しい。友人はこのお皿が一番気に入ったようです。
空気の入ったガラスの器もステキ。

カフェ又は紅茶とプティフール
友人はコーヒー。
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私はいつも通りお紅茶を。こちらのカップはフツーです(笑)。
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美味しいお料理に大満足。居心地も良くて、気がついたら16時を遙かにまわっていました。
お口直しに、と出してくださったキャンディー。「MERCI」って書いてあります。
かわい~い! 「papabubble(パパブブレ)」(音が出ます)ですよね?
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ランチのコストパフォーマンスはすばらしいと思います。
長居をしてご迷惑でしたでしょうに、帰り際、お店からうれしいおみやげを頂戴しました。 「ラ ブティック ドゥ ジョエル・ロブション」の、クルミとレーズンの入った「パン・ド・カンパーニュ・ノアレザン」。
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お家に帰ってからも幸せ感が続くっていいですね。
「ジョエル・ロブション」として再スタートしてから訪れたのはまだ3度目ですが、お料理、雰囲気、サービス、どれをとっても大好きな、お気に入りのお店です。


「シャトーレストラン ジョエル・ロブション」
東京都目黒区三田1-13-1 恵比寿ガーデンプレイス内
TEL 03-5424-1347
Lunch 11:30~14:30(L.O.)
Dinner 18:00~22:00(L.O.)
定休日:なし


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 恵比寿 「ジョエル・ロブション」 でランチ No.2 (前編) (07/04)
by camille_31 | 2007-04-28 23:51 |  FRENCH
恵比寿 「ジョエル・ロブション」 でランチ No.2 (前編)
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「シャトーレストラン ジョエル・ロブション」で春のランチをいただきました。
ランチに伺うのはこのときから約2年振り。

タイユバン撤退後、2004年12月に「ジョエル・ロブション」として再スタートした当初は、ランチ7,500円、ディナー35,000円の各1コースのみ。アラカルトメニューも一切ありませんでした。
CPのいいランチは人気でも、夜に訪れたときは、私たちを含め、たった2組しかいなくて、これでやっていけるのかしら?と不安になったほど(笑)。
「取り敢えずこれでスタートしましたが、今はまだ様子を見ている状態で、そのうち変わるかもしれません」とおっしゃっていた通り、現在は、ランチのコースが7,500円、12,000円、35,000円、ディナーが22,000円、35,000円と選択肢が増え、もちろんアラカルトメニューもあります。

休日のランチは満席。
写真はほとんどのお客さまが帰られた後で。
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壁面に埋め込まれているのはスワロフスキーのクリスタル、シャンデリアはバカラだそう。
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満席でも、テーブルの間隔がゆったりと取られているので、他のお客さまの会話が気になることもなく、シャンパンゴールドに包まれた豪華でエレガントなダイニングで、7,500円のお料理を堪能しました。
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アミューズ・ブーシュ
フォアグラのフラン 赤ワインのソース りんごのコンポート 
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最初のアミューズって重要ですよね。アミューズが美味しいと、次からのお料理に期待が膨らみます。

パン
最初に出されるプチバゲットはスペシャリテ。
オリーブオイルの他にバターも置いてあります。
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その後、ワゴンで20種類近くのパンが運ばれてきます。1籠分写しきれなかったのですが、バゲットだけでも5、6種類。とても覚えきれません(笑)。
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食べてみたいものはたくさんあったのですが、これから続くお料理に備え、岩塩の入ったパン1種類のみいただきました。

沖縄産長寿豚 白いんげん豆とのテリーヌ、冷製“カスレ”仕立てに
現代風ソースグリビッシュ添え

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ぎっしりと具が詰まったテリーヌは、意外にあっさり。マヨネーズ状のソースにマスタードを加えたグリビッシュソースとよく合います。
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富山湾直送ホタルイカ ソテーし、サフランの香るリゾットに乗せ、
菜の花をあしらって

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リゾットやパスタは、最近フレンチでもよく見かけますね。
さっぱりとしながらもコクがあり、お米もバッチリアルデンテ。美味し~い。
感動したのはホタルイカ。こんなにふっくらとやわらかいホタルイカをいただいたのは初めてです。

アトランティックサーモン 軽くスモークしてからゆっくりとコンフィに
新グリーンピースのナージュ、ジンジャー風味と共に

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サーモンは、桜のチップで軽く燻製してあります。火の入れ方は2種類。上のサーモンはよく火が通って皮もパリパリ、下のほうはとってもやわらかくてまるでとろけるような食感でした。一番美味しいと言われる皮の部分のみ別添えされているのも嬉しい。
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グリンピースのブイヨンもとっても美味しくて、サーモンとの相性もステキ。
春らしく、やさしいお味です。


メインのお料理から(後編)に続きます。


「シャトーレストラン ジョエル・ロブション」
東京都目黒区三田1-13-1 恵比寿ガーデンプレイス内
TEL 03-5424-1347
Lunch 11:30~14:30(L.O.)
Dinner 18:00~22:00(L.O.)
定休日:なし


#関連記事
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by camille_31 | 2007-04-24 23:32 |  FRENCH
銀座 「ペリニィヨン」 でディナー No.4
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loveswedenさんとの2度目の「ペリニィヨン」です。
前回ふたりで訪れたときは、松本幸四郎さんご夫妻の指定席という端のテーブルで、照明が暗くて写真が綺麗に撮れませんでした。それでも私は無理矢理記事をアップしたのですが(笑)、アップを断念されたloveswedenさんからの「もう一度行きた~い!」というラブコールを受け、今回は事前に明るい席をお願いしました(このときと同じテーブルです)。

「明るい席がいい、とおっしゃるお客様は初めてですよ~」とお店の方に笑われましたが、そのテーブルだけ、いつも以上に照明を明るくして待っていてくださいました。その明るさは外からでもわかるほど。光り輝いていました(笑)。
で、今回はバッチリ綺麗な写真が撮れるはずだったのですが、何故かファインモードになっていなかった・・・。

今回も、いつも通り真ん中の12,600円のコースをいただきました。
アミューズ・グール
洋ネギで巻かれたズワイガニ。
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パン
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百合根のムースとウニとキャビア コンソメゼリーがけ
このお店のスペシャリテ。
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「美味しい」「美味しい」と毎回書いていますが、実は私、ウニが苦手なんです。でもこれはほんっとに美味しい。実際に「美味しい」を連発しながらいただいています(笑)。
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フォアグラのポワレ ポートワインソース
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前回と同じお料理ですが、シナモンをふってソテーした甘いモンキーバナナとフォアグラとの相性はバッチリ!
このお店のフォアグラなら毎日、いや毎食でも食べられそう(笑)。

オマール海老のロティ
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オマール海老の上にのっているのは、アーティチョーク。ソースにも使われています。

松坂牛フィレ肉のペリグーソース
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メインのお肉料理は、「牛フィレ肉のペリグーソース(トリュフソース)」か「牛ロース肉のレフォールソース(西洋わさびソース)」(その日の仕入れによってどちらかになります)、もしくは「本日の肉料理」からのチョイス。この日の「本日の・・・」は鴨でした。
たまには本日のお肉料理を、と思うのですが、やっぱりまた牛肉を選んでしまいました。量は少なめなんですが、ほんっとに美味しいんですよ、ここの牛さん。幸せ~。

日向夏のババロア ベルベーヌ風味のスープ
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訪れたのは3月ですが、季節を先取り。
「ベルベーヌ」は、ほのかな甘みとレモンに似た香りが特徴のハーブ。フランスではよく使われるそうです。見た目通り爽やかなデザート。

デセール ワゴンサービスより
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もちろん今回も「全部お願いします」で(笑)。
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ブラッドオレンジのゼリー、カスタードプリン、スイス カルマ社製のチョコレートを使ったタルト、イチゴのタルト、コーヒーのシフォンケーキ。
ファンが多い卵をたっぷり使った固めのプリンと、ふわふわシフォンケーキは定番です。

そしてこちらも定番の
プティフール
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このお店のすばらしさは最初の記事で熱く語ったので省きますが、毎週訪れたいくらい好き。あ、loveswedenさんは「毎日でも行きたいな♪」って書いてる。負けた(笑)。
定番メニューで、目新しいものや奇をてらったものは一切ありませんが、安心して美味しいお料理がいただけます。


「Restaurant Pérignon」
東京都中央区銀座1-10-19 銀座一ビルヂング2F
TEL 03-3567-3641
Lunch 11:30~15:00(L.O.14:00)
Dinner 17:30~23:00(L.O.21:00)
定休日:なし


■loveswedenさん:
 中央線なヒトりごと 「銀座「Restaurant Perignon(レストラン ペリニィヨン)」 」

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by camille_31 | 2007-04-13 00:02 |  FRENCH
南青山 「レ・クレアシヨン・ド・ナリサワ」 でランチ (2)
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「レ・クレアシヨン・ド・ナリサワ」でのランチの続きです。

メインのお肉料理から。
TOP画像は、お隣の席のMAKIMIさんのチョイス。
岩手県産白金豚のポワレ、冬の野菜とフルーツのマセドワーヌ

私のチョイスは、
秋田県産・黒毛和牛のハラミの備長炭焼き
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GLOBEさんと友人Tちゃんが何をチョイスされたのか記憶にないのですが、実は自分がいただいたこのお料理自体、全くお味を覚えていません・・・。

アヴァン・デセール
イチゴ・アーモンド
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こちらでもイチゴの美味しさを満喫。
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デセールは3種類の中からのチョイス。まずはTちゃんのチョイス
金柑 金柑
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GLOBEさんは
焼きたてフレンチ・トースト、ゆずの香り
写真はなし。MAKIMIさんと私のチョイスは
温かいアップルパイとアイスクリーム
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ミニャルディーズ ~レ・クレアシヨン・ド・ナリサワ~
「ミニャルディーズ」とは食後のお茶とともにいただく小さなお菓子のこと。こちらはワゴンサービスで。
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全部はさすがに無理かな~と思って(笑)、私が選んだものはこちら。
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モンブラン、ピスタチオのガトーショコラ(左奥)、バラの香りのガトーショコラ(右奥)。
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抹茶のパイ、マカロン3種。
このマカロン、とっても小さいのに、かなり個性を発揮しています。
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ワインも2本空けて、すっかりいい気分に。
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でも、お料理はあまりインパクトがなかったんです。どのお皿も美味しかったと思うのですが、苦手なフォアグラが美味しくいただけたこと以外、あまり印象に残らない・・・。
前回同じメンバーで伺った「カンテサンス」のインパクトが強すぎたせいもあるのかもしれませんが、感動的なお皿はありませんでした。サービスもう~ん、といった感じ。決して悪くはないんですけどね。でもグランメゾンのサービスではないです(厳密に言えば、ウェイティングバーがないナリサワは、グランメゾンではないんですが)。
ものすごく楽しみにしていた「ナリサワ」、残念ながら今回の訪問では、何時間も電話が繋がらないほどの人気の理由がどこにあるのかわかりませんでした。

後日、お聞きしたところによると、コストパフォーマンスがいいと言われているランチの中でも、一番安いコース(4,725円)が、最もムダがなく、いいところが凝縮されていて、一番のおすすめなのだそうです。
もしまた行く機会に恵まれたら、是非そちらのコースをいただいてみたいです。


「Les Créations de NARISAWA」
東京都港区南青山2-6-15
TEL 03-5785-0799
Lunch 12:00~13:30(L.O.)
Dinner 18:30~21:00(L.O.)
定休日:日&不定休
by camille_31 | 2007-03-31 23:57 |  FRENCH
南青山 「レ・クレアシヨン・ド・ナリサワ」 でランチ (1)
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ず~っと行きたいと思っていた「レ・クレアシヨン・ド・ナリサワ」(音が出ます)に、MAKIMIさんGLOBEさん、友人Tちゃんとランチに伺いました。

成澤由浩シェフが奥様とふたりで、小田原の早川港前に小さなレストラン「ラ・ナプール」をオープンさせたのは1996年4月。
名店と謳われ、多くの人に愛され、満を持して、2003年11月に「レ・クレアシヨン・ド・ナリサワ」と店名を変えて南青山に移転。予約の取りづらい状況は当時から続いています。
完全予約制で、毎月最初の営業日午前10時から翌月分の予約受付開始、というところに、「頑張って予約を取らなくっちゃ」と思わせられます(笑)。

コストパフォーマンスがいいと言われているのはランチ。日曜日はお休みなので、土曜日のランチの予約を取るのは至難の業。何時間かかっても電話が繋がらないことも。
それぞれ予約が取れなかった経験を持つ私たち。全員今回が初訪問でした。

スタイリッシュなお店の外観。
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40席ほどの店内は、白を基調としたシンプルな内装で、白いテーブルクロスに黒い椅子。カーブした窓から午後の陽射しがやわらかく差し込み、心地よい空間です。
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コース料理は、ランチが4,725円、7,350円、12,600円の3種類、ディナーは15,750円、26,250円の2種類。
私たちは真ん中の7,350円のコースをいただくことに。
お料理の構成は次の通り。
・アミューズ・グール
・活〆ヒラメとホタテのカルパッチョ、菜園の薬味
・フォアグラとイチゴのコンビネーション or
 たらの白子のムニエル、冬~初春野菜のブール・ノワゼット風味
・港から、本日の鮮魚の出来立てブイヤベース
・秋田県産・黒毛和牛のハラミの備長炭焼き or
 西オーストラリア産・子羊のロティー イチゴの香り、バニラ風味のビーツとともに or
 岩手県産白金豚のポワレ、冬の野菜とフルーツのマセドワーヌ
・イチゴ・アーモンド
・金柑 金柑 or 焼きたてフレンチ・トース、トゆずの香り or
 温かいアップルパイとアイスクリーム
・ミニャルディーズ ~レ・クレアシヨン・ド・ナリサワ~

まずは、イチゴのシャンパンで乾杯。
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すっきりとした甘さで美味し~い! イチゴのシロップと、ジャムを少し混ぜてあるそうです。
イチゴは「あまおう」。オリーブの手前に置いてあるお皿の上のスプーンでいただきます。最後まで楽しめる嬉しい1杯。
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アミューズ・グール
生ハムのパテ、ホウレン草と松の実添え
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パン
パンは2種類。ライ麦のパンとバゲット。オリーブオイルでいただきます。
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前菜1皿目
活〆ヒラメとホタテのカルパッチョ、菜園の薬味
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前菜2皿目は2種類からの選択。お隣の席のMAKIMIさんがチョイスされたのは
たらの白子のムニエル、冬~初春野菜のブール・ノワゼット風味
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私のチョイスは
フォアグラとイチゴのコンビネーション
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白子もフォアグラも苦手なので、究極の選択でしたが(笑)、こちらはシェフのスペシャリテ。
フォアグラとイチゴとバルサミコの相性が抜群! フォアグラの脂っこさをイチゴの酸味が消して、爽やかな一皿に仕上がっています。こちらのお店に続き、苦手なフォアグラが美味しいと思えた2軒目のお店です。全体を通して、このお皿が一番美味しかったかも。
ただ、フォアグラの濃厚さがお好きな方にはきっと物足りないでしょうね。

お魚料理は
港から、本日の鮮魚の出来立てブイヤベース
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ブイヤベースよりも、4,725円のコースのお魚料理に惹かれたTちゃんと私は、そちらのお料理に替えていただきました。
本日の鮮魚とシャンピニオン・デュクセル ~ソース・ルージュ&ブラン~
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この日の鮮魚はまとう鯛。お魚が美味しいのはもちろん、キャベツも甘くやわらかくて、全体的に優しいお味。


写真が多いので、メインのお肉料理から(2)に続きます。


「Les Créations de NARISAWA」
東京都港区南青山2-6-15
TEL 03-5785-0799
Lunch 12:00~13:30(L.O.)
Dinner 18:30~21:00(L.O.)
定休日:日&不定休
by camille_31 | 2007-03-27 23:11 |  FRENCH
白金台 「カンテサンス」 でランチ
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ずっとずっと行きたかった「レストラン カンテサンス」
予約が取れないお店として有名な、パリの2つ星レストラン「L'Astrance(アストランス)」でスーシェフを務めていた岸田周三氏が昨年5月11日にオープンしたお店です。
(追記:『ミシュランガイド』2007年版で、「アストランス」は3つ星に昇格しました。)

あちこちで話題になっていて、行かれた方皆さんが絶賛されているので、私の「行きたいお店リスト」のトップにずっと居座っていたお店。なので、お誘いいただいたお店の予約が取れなかったときに、真っ先にこのお店をリクエストしました。

ご一緒したのは、第1回日本酒の会のメンバー、MAKIMIさんGLOBEさん、そして友人Tちゃん。ランチに伺いました。
で、ちょっとわかりづらい場所にあるこのお店、全員が迷いました(笑)。

空間コンセプトが「コアシンプル」だという店内は、シックでモダン。
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写真に写っていない、壁側には、椅子と同じ黒のレザーのソファー。
シンプルでスタイリッシュでありながらも、落ち着いた雰囲気を醸し出しています。大人の空間。
ソファーには、同じレザー張りのクッションが置かれているのも嬉しい。

テーブルに案内される前に、ウェイティングスペースでメニューを手渡されました。
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右半分は、白紙! お値段が書かれているだけです。
予約時と、当日に再度苦手な食材を尋ねてくださいますが、あとはすべてお任せ。その日の材料、その時々のインスピレーションにより作られるという「キュイジーヌ・コンテンポレーヌ(現代的な料理)」。
ランチは7皿前後で7,350円、ディナーは14皿前後で15,750円です。

まずはシャンパンで乾杯。お店の方がおすすめくださったアングルで(笑)。
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テーブルには、店名「Quintessence」が彫られた大理石。4人ともちょっとずつ色が違いました。
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この上に最初に置かれたものは
スイートポテトとサツマイモのコンソメ
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「甘くないスイートポテトです」と説明されましたが、ほんの少しふりかけられた大粒のゲランドの塩が、サツマイモの自然な甘みを引き立てています。手前のピーカンナッツオイルとの相性もバッチリ。
温かい「サツマイモのコンソメ」は、まるで焼き芋を食べているような味がふんわり口の中に広がります。体の芯まで温まるやさしいお味。

パン
パンはメゾンカイザー。ちょっと酸味のあるパンです。
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塩とオリーブ油が主役 山羊乳のヴァヴァロア
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フルーティーなオリーブオイルと塩。この上なくフレッシュな山羊ミルクのババロア。上には削られた百合根とマカデミアンナッツがのっています。
ほんっとに美味しい! 山羊のチーズが苦手な方でもこれなら絶対大丈夫。クセもなく、まろやか。そして口の中でとろ~りととろけます。
山羊ミルクにクセもコクもない分、塩とオリーブオイルの味が際立ちます。こんなに美味しいオリーブオイルは初めて。塩のバランスも絶妙です。
百合根とマカデミアンナッツが程よいアクセントになって、食感もすばらしい。

帆立、里芋、ベトラヴのタルト
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まるでデザートのような色鮮やかなお皿。「ベトラヴ」=ビート(甜菜、砂糖大根)。
ベトラヴと新鮮な帆立と里芋がミルフィーユ状に重ねられています。
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見た目の鮮烈さとは対照的に、あっさりさっぱりとしたお味。ただ、ちょっとナイフで切りづらかったな~と(笑)。
手前の白っぽいのは洋梨です。

“熟成させた村公一さんの鱸”を螺鈿のように光る火加減で
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鱸(スズキ)は、これ以上はないと思われるほど、最高の火の入れ加減。
「螺鈿のように」光るお造りはよく見るけれど、火の通ったもので虹色に輝いているのは初めて!(この写真ではわからないですね。ごめんなさい。)
緑色のペーストはホウレン草のソース。これが絵の具のようで、「このお皿自体、まるでパレットのようね~」というのが全員一致した感想。
鱸には塩がパラリとふられていて、これだけでとても美味しいのですが、やはり単独でいただいても美味しいホウレン草のソースをつけていただくと、更に味わいが広がります。
手前の泡状のものは春菊のソース。

軍鶏の3時間ロースト、オレンジソース
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ガラスのお皿ですが、お皿もちゃんと温めてあります。
片隅(左上)にゲランドの塩、もう一方の隅にはガーリックペースト。
こちらの火の通し加減も最高! この美しい色とジューシーさは、低温で3時間もかけてじっくり焼かれたたまもの。
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軍鶏と言えばその歯ごたえが特徴的ですが、こちらは弾力がありつつもふんわりやわらかで、皮はパリパリ。
添えられたレンズ豆のガレットも美味し~い。

2度焼いたビスキュイ
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いろ~んなところで拝見していたので、楽しみにしていました。
「Bis」=二度、「cuit」=焼いた。二度焼きされたビスキュイを粉々に砕いて粉末にし、卵やバターを加えてもう一度焼き上げたものだそう。
説明をお聞きしてもっとパサパサした感じをイメージしたのですが、食べてみたらスポンジケーキのようにしっとりなめらかで、ふんわり。中には甘みのないココナッツクリーム。

メレンゲのアイスクリーム
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上にのっているのはルバーブ。下にもルバーブのソースがちょっぴり。最近、ルバーブをスィーツに使うのが流行っていますね。
メレンゲのアイスクリームは、なめらかで、口に入れた途端に溶けてしまいます。甘くてコクがあるのに軽い。不思議~。ルバーブのほのかな酸味ともよく合っていて、大満足。

お紅茶
お紅茶の色が美し~い。色は薄いですが、味は渋め。
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最初から最後まで感動の連続でした。
ひとつひとつの素材の持ち味を最大限に引き出した、絶妙な火の入れ加減と味付け。
ソースでいただくという従来の古典フランス料理とは全く異なり、シンプルな味付けとその繊細さは、「和」に通じるものを感じさせます。
それぞれの食材の状態がピークを迎えたときに召し上がっていただきたい、という思いから、テーブルごとにお料理が異なる、というのにも驚きました。
そしてミネラルウォーターの種類が豊富なのも嬉しいところ(今回私たちがいただいたのは「VOSS」)。
「Quintessence」=「物事の本質、神髄、エッセンス」 に対するシェフの気魄が伝わってくるようでした。

12時の予約だったのですが、やはり最後の客となって、お店を出たのは15時半近く。もちろん追い出されることはありませんでしたが(笑)。
帰り際にはシェフもご挨拶に出てきてくださいました。年齢を存じ上げてはいたけれど、実際にお目にかかると、本当にお若い!
サービス担当の方おふたりとシェフは、私たちの姿が見えなくなるまで見送ってくださいました。
近いうちに是非再訪したいです!


「restaurant Quintessence (レストラン カンテサンス)」
東京都港区白金台5-4-7 バルビゾン25 1F
TEL 03-5791-3715(予約専用)
TEL 03-5791-3711(インフォメーション)
Lunch 12:00~15:00(L.O.13:00)
Dinner 18:30~23:00(L.O.20:30)
定休日:日曜中心に月6日ほど、夏季休暇、年末年始


■GROBEさん:GLOBE-TROTTER
 「restaurant Quintessence(カンテサンス)@白金台」 その1その2

■関連記事:
 白金台 「カンテサンス」 でランチ No.2 (07/04)
 白金台 「カンテサンス」 でランチ No.3 (07/05)
by camille_31 | 2007-02-10 16:55 |  FRENCH
市ヶ谷 「オーグー ドゥ ジュール」 でディナー
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loveswedenさんぽて子ちゃんと市ヶ谷の「オーグー ドゥ ジュール」へ。
ぽて子ちゃんとは初対面でしたが、お会いするずっと前からブログだけではなくメールでもやりとりをしていたので、お会いする前から「ちゃん」づけ(笑)。
ブログやメールのやりとりから、勝手に「かわいい女の子」を想像していたのですが、お会いしたら、実年齢よりも大人っぽくて、「綺麗な女性」でした。

姉妹店である日本橋の「オーグー ドゥ ジュール メルヴェイユ」には何度か訪れたことがありますが、市ヶ谷のお店は初めて。
日本橋のお店は白いテーブルクロスに黒の椅子で大人っぽい雰囲気ですが、こちらは白いテーブルクロスに黄色の椅子で、やわらかい印象。こぢんまりとして清潔感あふれる雰囲気はどちらも同じです。

日本橋のお店は、テーブルの間隔がとても狭く、ちょっと落ち着かないので、こちらも同じだろうと、個室を予約しました。
お子さま連れのお客さまを優先されているので、確実に利用できるわけではないのですが、幸い個室に案内していただくことができました。

お料理は、ランチのコース料理が、2,625円、4,725円、6,300円。ディナーは5,250円、7,350円、9,450円、10,500円。日本橋よりちょっとお安いのは、場所代の差?
もちろんアラカルトメニューもあり、このお店の嬉しいところは、全てのアラカルトがハーフポーションでもいただけること。

私たちは7,350円のコース料理をいただきました。
まずは「梅ロワイヤル」で乾杯。
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梅酒とシャンパン、初めての組み合わせでしたが、さっぱりした甘さで美味し~い。

アミューズ
ベーコンとパルメザンチーズのクレームブリュレ。
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チーズとベーコンって、パリパリとした甘いカラメルと合いますよね。

パン
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以後はすべてプリフィクスメニュー。
loveswedenさんの前菜は
蒸したカブとカニのサラダ
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ぽて子ちゃんと私の前菜
カリフラワーのブルーテと帆立貝のポワレ トリュフの香り
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身も心も温まるやさしいお味。帆立貝のポワレも美味しいし、トリュフもたっぷりで嬉しい。
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この日いただいた中で、これが一番美味しかったです。
でもこの前菜、かなりのボリュームで、後のお料理に響いちゃったみたいです。

お魚料理は3人とも同じものをチョイス。
カリカリのジャガイモで包んだ赤座海老
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こちらは+1,050円。マッシュしたじゃがいもを細~く伸ばして、赤座海老に巻きつけてあります。
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「まるで芋虫みたい」なんて、これからいただくものを前に想像することではないですよね(笑)。
赤いものはビーツのソース? はっきりとした味ではなくて、よくわかりませんでした。
後ろ姿はこんな感じ。
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美味しいけれど、何となく物足りないお味でした。ソースがケチャップのほうが合っていたりして(笑)。

loveswedenさんのお肉料理
仔羊背肉のローストとペライユのニョッキ
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ぽて子ちゃんのお肉料理
イベリコ豚のグリエとナスのグラタン カレーの香り
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私のチョイス
牛頬肉の赤ワイン煮込み オニオン風味
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このときの赤ワイン煮のほうが美味しかったです。
写真ではわかりづらいと思いますが、実はここまでですごいボリューム。
どうしても残すのが嫌で、最後まで頑張って食べましたが、最後のほうはあまりにも苦しくて、ちょっと無口になってしまいました(笑)。

このお店はロールケーキが美味しいことで評判ですが、残念ながら、この日のデザートメニューにはありませんでした。例えあったとしても、もうお腹がいっぱいで、誰もデザートに固形物は食べられなかったんですけど(笑)。
メインも食べきれなかったぽて子ちゃんが選んだデザートは
ブラマンジェ
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loveswedenさんと私は、アイスとシャーベット6種類の中から2種類をチョイスするもの。
loveswedenさんが選んだのは
ヨーグルトのシャーベットとマンゴーのシャーベット
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私は
洋梨のシャーベットとキャラメルアイス
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この2皿、見た目がほとんど一緒でしょ? 思わずお皿を近づけて撮ってみたりして(笑)。
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食後にはいつも通りお紅茶を。
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プティフール
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美味しそうなんだけど、もう何も入らない~~。
しばらくして緑茶を出してくださいました。
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最近、食後もおしゃべりを続けていると、日本茶やハーブティーなどを出してくださるお店が増えましたよね。嬉しいです。

サービス料がかからないのも、日本橋のお店と一緒。
ちなみに、こちらのお店のオープンは2002年10月、2号店となる日本橋の「メルヴェイユ」は2004年9月。ともに人気のお店です。

個室なので、気兼ねなくおしゃべりを満喫。
サービス担当の方がお皿を下げにいらっしゃる度、まだ食べ終えていない私たち(笑)。
3人は美味しいものが大好きという以外にも共通点があって、3人ともCASIOのEXILIMユーザー(私のが一番古い)。暗いところに滅法弱いけど、やっぱりこれが一番使いやすいわよね~、という結論にいたり、新しいデジカメを買う予定でいた私は、すっかりその気が失せました(笑)。
いつもながら、美味しい&楽しい時間はあっという間。あまりにも笑いすぎて、また皺が増えちゃいました。どうしてくれるの、loveswedenさん、ぽて子ちゃん!


「Au goût du jour」
東京都千代田区四番町4-8 野村ビル1F
TEL 03-5213-3005
Lunch 11:30~14:00(L.O.)
Dinner 18:00~21:30(L.O.)
定休日:月


■loveswedenさん:中央線なヒトりごと
             「市ヶ谷「Au gout du jour(オー・グー・ドゥ・ジュール)」」
■ぽて子ちゃん:ぽて子のちょいマニア~ナ 「市ヶ谷「オーグードゥジュール」でオフ会」


■関連記事:
 日本橋 「オーグー ドゥ ジュール メルヴェイユ」 でディナー (06/03)
 日本橋 「オーグー ドゥ ジュール メルヴェイユ」 でディナー No.2 (06/04)
by camille_31 | 2007-01-24 00:36 |  FRENCH