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恵比寿 「魚豆根菜 やまもと」 でやさしい和食
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meshiさんこちらの記事を見てから、行ってみたいと思っていた「魚豆根菜(うおずこんさい) やまもと」に、meshiさんと、meshiさんのお友達の蓮さんに連れて行っていただきました。

2003年8月にオープンしたこちらのお店、店名の通り、魚と豆と野菜と根菜にこだわったお店です。
各地から取り寄せた天然もののお魚。有機栽培の豆、野菜、根菜、穀物。

恵比寿駅から徒歩10分程のところにあります。
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暖簾をくぐると、白い玉砂利が敷き詰めてある小道。
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ちょうどお店から出ていらしたおかみさんが案内をしてくださって、慌てて撮影をしたので、超ぶれぶれ。雰囲気だけでも伝わったら嬉しいな~と。
飛び石を渡って、靴を脱ぎ、スリッパに履き替えて店内へ上がります。
少し低くなったくぐり戸から入ると、思っていたよりも広い空間が広がっていました。
掘り炬燵式のテーブルが1つとL字型のカウンター12席。
大きな白木のカウンターと磨かれた厨房には清潔感が漂っています。

コースは6,500円と9,500円の2種類。
meshiさんが6,500円のお料理を予約しておいてくれました。

おしぼりではなく、てぬぐい。いかにも和食のお店、という感じでステキです。
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お通し
冷製の野菜スープ、食花
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小さなお猪口サイズ。何のお野菜か尋ねなかったのですが、濃厚で体によさそう~。

前菜
水茄子、金糸瓜のゼリー寄せ、バナナピーマン、マルオクラ、鰯を蒸したもの、花豆
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金糸瓜のゼリー寄せにかかっているのは黒胡麻のソース。マルオクラとバナナピーマンは塩で、水茄子は自家製の味噌とともに、蒸した鰯はカリーナバジルとともにいただきます。
ひとつひとつ、どれもが美味しくてびっくり。素材の良さを感じます。

お造り
鰹のたたき、しめ鯖、タコの足
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鰹のたたきは柚子胡椒でいただきます。
こちらもすべて美味しい。しめ鯖をこんなに美味しくいただけたのも、タコの足がこんなに甘いと思ったのも初めて。
ひとつひとつがきちんと美味しいって、すばらしい。

お椀
白身魚のしんじょう、白瓜、椎茸、金針菜、ビーツ
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こちらも美味し~い。品のいいお出汁で、カラダの隅々まで染み渡るほっとするお味。

焼き物
鮎の塩焼き、ウイキョウ、切り干し大根の煮物
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このときに、やっぱり鮎は塩焼きが一番、と思ったら、数日後に食べられて幸せ(笑)。
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鮎の塩焼きをウイキョウと一緒に食べたのは初めて。そもそもウイキョウの花(蕾)を食べたのも初めてのような・・・。鮎と合うんですね。
3人とも、頭から尻尾まで残さず綺麗にいただきました。

珍味3種
手前から、大根を酢醤油につけたもの、鰹の佃煮、島らっきょう
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お酒がすすみます(笑)。
お酒が飲めない人は、珍味の代わりにデザートがつくとか。

小鍋
野菜の鍋物
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魚のアラや乾物などで取ったお出汁に野菜がたっぷり入っています。
かぼちゃ、シチリア茄子、黄色ズッキーニ、インゲン、ビーツ、ゴーヤ、ルバーブ、トマト、レッドチコリ、ウイキョウ、ウイキョウの葉、麦、青大豆、粟麩、車麩。
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ルバーブは1cmにも満たないものがひとり一つ。スイーツでしかいただいたことがないルバーブ、思ったよりも酸味が強くなく、やわらかく煮られていて美味しかったです。
その他ひとり一つずつしか入っていないお野菜も、きちんと取り分けてくださいます。
ゴーヤはすご~く苦いし、とにかくお野菜ひとつひとつの味がしっかりとしています。
自宅ではなかなかこれだけの種類のお野菜を一度に食べることはできないので、とっても贅沢な気分。

ご飯
お粥か炊き込みご飯のどちらかを選択します。
蓮さんは、「サザエの炊き込みご飯」を、meshiさんと私は「トマトと湯葉と玄米のお粥」をチョイスしました。
が、一口交換していただいたら、どちらも美味しい! 両方食べた~い、という我が儘な私たちは、最初に選択したものを食べ終えた後に、もう片方をお代わりさせていただいちゃいました。

トマトと湯葉と玄米のお粥
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トマトとトウモロコシが入って、見た目はちょっぴり洋風ですが、お味はしっかりと和風。
さっぱりサラサラとした、軽~いお粥。やさしい味わいで、いくらでも食べられそう。

サザエの炊き込みご飯
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サザエは苦手なので、最初に迷わずお粥のほうをチョイスしたのですが、細かく刻まれているので食べやすいし、何よりも美味しくてビックリ!
牡蠣は苦手だけれど、牡蠣のお出汁がたっぷりと出た牡蠣雑炊は大好き(もちろん牡蠣は食べませんが)、というのと似ているかも(笑)。
もう1杯食べたかった~。

香の物
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こちらも、ご飯のお代わりとともに、もう一皿出してくださいました。
手前は、鰹節を山椒醤油で炒めたもの。帰り際に、おみやげとしてもくださいました。
ラップにくるんでビニールの小袋に入れられた、いかにも手作り、なおみやげ。美味しくいただきました。

コースのお料理はここまで。デザートは別料金です。
金額は確認しなかったのですが、6,500円のお料理+デザート+お酒で、3人で32,000円ちょっとでした。
ちなみに、meshiさんと蓮さんは、ビール→焼酎のロック2杯、私は梅酒→熱燗→冷酒。
桃とソルダムのゼリー寄せ
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桃の甘さとソルダムの酸味が絶妙のバランス。デザートまで美味しいなんて・・・!

ちなみに、私がいただいたお酒は、熱燗が「群馬泉 山廃本醸造」、冷酒は「宮の松 特別純米」。
お店の方がお料理に合わせて選んでくださったのですが、どちらも美味しかったです。
お猪口はこの中から好きなものを。
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それぞれの素材の自然な持ち味を生かした、美味しくて体にやさしいお料理の数々。
「体にいいものを美味しくいただく幸せ」をしみじみと感じました。
心も体もほっとしたひとときでした。

フレンチが好きで、このブログもフレンチの記事ばかりですが、やっぱり日本人ですもの、一番好きなのは和食。
でもなかなか美味しい和食のお店ってないんですよね。
美味しい和食をいただこうとすると、フレンチよりもはるかに高級になってしまったり・・・。
以前、銀座と広尾にお気に入りのお店があったのですが、2軒とも閉店してしまって、その後なかなか美味しい和食のお店に出逢えずにいました。なので、久し振りに出逢った、体にやさしいほっとする美味しい和食。嬉しいです。


はじめてお会いした蓮さんは、お酒が大好きで、とても楽しい知的美人女性。
ブロガーさんではないので、本当にまるっきりの「はじめまして」だったのですが、誰にも話したことのないことまで話せてしまう、不思議な魔力(笑)を持った方でした。
とても楽しかったです。東京にいらっしゃる際にはまた一緒に遊んでくださいね。

手ぶらで行ってしまった私に、おふたりからのいただきもの。
by camille_31 | 2007-08-21 22:31 |  JAPANESE
南青山 パティスリー&カフェ 「ミクサージュ」
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「ピエール・ガニェール・ア・東京」で予想外の美味しいランチをいただいた後は、青山に詳しいMちゃんの案内で、骨董通りと六本木通りの交差点近くにある「Mixage(ミクサージュ)」へ。
土曜日の午後の表参道は人があふれていて、どこのカフェも順番待ち状態ですが、ここは駅から離れているせいか、どなたもいらっしゃいませんでした。

白と黒を基調とした店内には、生ケーキや焼き菓子が売られていて、奥にはカフェスペースがあります。
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しばらくしてからお一人お茶をしにいらっしゃいましたが、気兼ねなくのんびりとできる空間です。
ケーキセット700円(安っ!)をいただきました。

MAKIMIさんのケーキ
汲み上げ杏仁
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美味しそうなケーキばかりでなかなか決められなかったのですが、こちらは私も最後まで迷ったうちのひとつ。

GLOBEさんのケーキ
ショートケーキ
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GLOBEさんは、席に着いたときにはもう心が決まっていました。素早いっ!

Mちゃんのチョイス
抹茶ブリュレ
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抹茶のスイーツが大好きなので、こちらも魅力的。店内でいただくと器がいただけないのが残念ですね(笑)。

私のケーキ
カラメルポワール
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おしゃべりに夢中になっていたせいかよく覚えていないのですが、程よい甘さの美味しいケーキだったと思います。


はじめてお会いしたMちゃんは、とぉってもかわいらしい、セレブな女のコ。
「今日は、グータンみたいだな~、とわくわくして来ました」というMちゃんは、ネットにはあまり興味がないそうで、お友達のGLOBEさんのブログもあまりご覧になっていないとか。きっとこの記事も見ていないと思います(笑)。
残念ながら次回のフレンチ会は予定が合わなくてご一緒できないのですが、おいしいもの好きのお友達が増えて嬉しいです。


café-Pâtisserie 「Mixage (ミクサージュ)」
東京都港区南青山6-6-20
TEL 03-3797-6666
11:00~19:00
定休日:水
by camille_31 | 2007-08-19 22:26 |  CAFE
南青山 「ピエール・ガニェール・ア・東京」 でランチ (3)
「ピエール・ガニェール・ア・東京」でのランチ(2)の続きです。
長くてごめんなさい。


アヴァン・デセール
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右側は、ヌバーブのシロップ、オレンジの花の香りのホイップクリーム。
ホイップクリームの下に、真っ赤なヌバーブのシロップがたっぷり隠れています。
最近ヌバーブって人気ですね。たっぷりと入ったヌバーブのせいか、ホイップクリームのオレンジの花の香りは全くわかりませんでした。

左側は、手前から、ピスタチオとルッコラのピューレのタルト、キャラメルとカシューナッツ、苺ペーストのクッキー。
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デセール
桃のデザート:桃のシャーベットとムース ベルベーヌのシブースト
酸味のある桃のソースをテーブルでかけてくださいます。
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木苺のデザート:木苺のメレンゲ バラの風味のマシュマロ ビスケット
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こちらもテーブルで酸味のある木苺のソースをたっぷりと。
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桃のデザートも木苺のデザートも、最初は美味しいのですが、どちらも同じような酸味で、同じような味。多分後からかけられるソースが似たようなお味なのでしょうね(しかも、前のルバーブからず~っと同じ色!)。
食べすすめるうちにだんだん飽きてきて、甘いものが欲しいな~と思い始めた頃、MAKIMIさんが「チョコレートが食べた~い」と。
そしたら本当にチョコレートのデザートが運ばれてきました(笑)。

チョコレートのデザート:チョコのビスキュイ チョコのアイス ホワイトチョコの泡のムース
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こちらはテーブルで風味付けのオリーブオイルを。
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エスプレッソマシンで泡立てたというホワイトチョコ。
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チョコのアイスとビスキュイはちょっぴり苦め。アイスの上にのったホワイトチョコとふわふわのムースは甘くて、程よいバランスでした。

食後の飲みものにはレモングラスをいただきました。
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ほとんどのお皿についている、この鳥居みたいなマーク。何だと思います?
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今までに正解を言い当てた人はひとりもいらっしゃらないとか。

正解は・・・パリと共通のお店のマークで、テーブルを横から見た図だそうです。
ガニェール氏の、テーブルでくつろぐようにお食事を楽しんでもらいたい、という思いをモチーフにしたのだそう。
そんなお話を伺った後では、マークがとてもかわいらしく見えてきたりして・・・。
椅子の背にも、グリーン地のところに小さく白で刺繍されています。


お料理は、全体的にあっさりめで、やさしい味わい。予想に反して(笑)、私好みのお料理でした。
「独創的な自己主張の強いお料理」とのことですが、スタイルはとても独創的ですが、お料理自体はさほど独創的でも自己主張が強くもありません。
もし本店と同じお味なら、ガニェール氏のお料理は日本人好みのお料理だと思います。
できれば、お野菜そのものをもう少しいただきたかったな~と思いますが・・・。
皿数は多いですが、全体的なボリュームは多くありません。
サービスも大変すばらしく、とても気持ちよく過ごせました。

海外に出店したり支店を出したりしても、出しっぱなしのシェフが多い中、ガニェール氏は、年に4回来日し、直接指揮監督をとられています。
この日も、すべてのテーブルにご挨拶された後は、ずっと厨房にいらっしゃいました。
ちょうど私たちのテーブルの後ろが一部ガラス張りになっていて、厨房を見ることができたのですが、驚くほど狭い空間に10数人の方がいらっしゃいました。
最も狭い場所は、更にその奥のパティシエのエリアだそう。

以前TVでも拝見したことがありますが、この厨房には3台のカメラが取り付けられていて、ガニェール氏は、いつでも好きなときに、パソコン上で厨房の様子を見ることができるのだそうです。
3台のカメラは、魚、肉、パティシエのところに各1台ずつ。気が抜けないですね。

帰り際にガニェール氏と一緒に写真を撮っていただきました。
長居をしてしまったので、すでにガニェール氏は私服に着替え済み。
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(薄い色合いのブロンドなんですが、フラッシュのせいかしら?光り輝いていますね^^;)

ひとりずつ握手をしてくださった後、ガラス張りのエレベーターに乗った私たちの姿が見えなくなるまで、手を振って見送ってくださいました。
次回伺うときも、ガニェール氏がいらっしゃるときに伺いたいな~と。

賛否両論分かれるお店なので、私たちも好き嫌いが分かれるかと思ったのですが、予想に反して(しつこい?笑)皆大満足でお店を後にすることができました。


「PIERRE GAGNAIRE à Tokyo (ピエール・ガニェール・ア・東京)」
東京都港区南青山5-3-2 南青山スクウェア4F、RF
TEL 03-3407-7133 
Lunch 11:30~14:00(L.O.)
Dinner 18:00~21:30(L.O.)
定休日:日・祝・夏季1週間・年始1週間        ※ 09/08/31閉店


#南青山 「ピエール・ガニェール・ア・東京」 でランチ (1) (2)
by camille_31 | 2007-08-15 23:37 |  FRENCH
南青山 「ピエール・ガニェール・ア・東京」 でランチ (2)
「ピエール・ガニェール・ア・東京」でのランチ(1)の続きです。


アミューズ
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何と5皿! アヴァン・アミューズが5品ありましたが、こちらも5皿です。
まずは、
小葱 セロリとラディッシュのクロッカン ≪酒・抹茶≫入りアーモンドソース
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バジリコのヨーグルト仕立て 蒸気で蒸した蟹を添えて
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フォワグラのシャンティ 真っ黒なイカのドミノ パン・デピスの甘いアクセント
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濃厚なフォアグラのムース。フォアグラが苦手な私は、真っ先にこのお皿からいただきました(というか、やっつけました。笑)。

青トマトのジュレ エストラゴンの爽やかな香り 胡椒風味の苺のジュ
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真鯛の薄切り エピスが香る魅惑的なブイヨン
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このお皿だけ温製でした。視覚的にはミックスベジタブル?(笑)
エピス(スパイス)はサフラン。やさしいお味です。

フォワグラのシャンティ以外は、どれも、見た目もお味もさっぱりと爽やかで、夏らしいお皿でした。
アヴァン・アミューズ、アミューズがこのボリュームなら、アミューズ+メイン+デザートのコースがあっても納得ですね。

前菜
2種の調理法のラングスティーヌ:ズッキーニとフヌイユのピクルス添え
 オリーブオイル・蜂蜜・レモンの香るジュで

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フヌイユ=ウイキョウ(フェンネル)。赤色のものは何のソースか忘れました(汗)。
ラングスティーヌが甘くてぷりっぷり。
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ラングスティーヌのジュにオリーブオイルや蜂蜜、レモンが加わったソースが爽やかで美味しいです。赤色のソースはお好みで、とのことでしたが、私はつけないほうがやさしい味わいで好きでした。

メインには、MAKIMIさんはお肉料理を、他の3人はお魚料理を選択。
お肉料理は、「仔羊のコンフィ クレビネット仕立てと骨付き背肉のシンプルなポワレ オリエンタルな装い リゾット≪サフラン・アプリコット・マッシュルーム≫を添えて」。 
一旦は苦手な仔羊に挑戦しようとしたMAKIMIさんですが、ご説明をお聞きするうちに、やっぱりダメかも~ということで、鴨に替えていただくことに。
お肉だけではなく、調理法や付け合わせもすべて仔羊のコンフィとは違うので、メニュー名は不明です。

シャラン鴨のロースト 紫キャベツのコンポートとプルーン
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お肉がとってもやわらかそう。MAKIMIさんが、美味し~いと感動されていました。
こちらは、付け合わせのかぼちゃのブイヨン。
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テーブルに当たる照明が均一でなく、明るい写真と暗い写真が混在していたのですが、ひときわ暗かったこちらの写真、修正したら、すご~くノイジーな画像になっちゃいました(悲)。でも記録のために載せちゃいます。

他の3人がチョイスしたお魚料理は
鮎:柑橘香の岩塩でオーブン焼きに・・・
 アスパラガスのジュに≪空豆とグリーンピース≫を浮かべて
 赤ピーマンとイベリコハムのフィユテ

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和歌山の鮎を岩塩で蒸し焼きに。
フレンチで鮎って珍しいですよね。初めていただきました。
以前どこかのインタビュー記事で、ガニェール氏の好きな日本の素材が「鮎」だと答えていらっしゃるのを読んだことがあります。
どんなふうに調理されるのだろうと楽しみでしたが、まさかそのままの形で出てくるとは・・・(笑)。

鮎のお腹に何かが挟まっていたのですが、その何かが記憶にありません・・・(汗)。
グリーンアスパラガスのソースが美味しいです。
ソースと一緒にいただいても、鮎はやっぱり鮎。「和」の食材。フレンチと和が溶け合っているような、いないような・・・、ちょっと不思議な感じですが、美味しかったです。
(でもやっぱり、鮎は塩焼きが一番?)

付け合わせは「赤ピーマンとイベリコハムのフィユテ」と「お魚のブイヨンに葉わさびマスタード オリーブのスープ」。
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フィユテ(パイ)の赤ピーマンのペーストが思いの外たっぷりと入っていて、ちょっと食べにくかったです。手でいただいたらこぼれてしまって、爪の間にまで入って困っていたら、すぐにおしぼりを持ってきてくださいました。
スープはさっぱり爽やか。もっと飲みたかった~。


デセールは(3)で。


「PIERRE GAGNAIRE à Tokyo (ピエール・ガニェール・ア・東京)」
東京都港区南青山5-3-2 南青山スクウェア4F、RF
TEL 03-3407-7133 
Lunch 11:30~14:00(L.O.)
Dinner 18:00~21:30(L.O.)
定休日:日・祝・夏季1週間・年始1週間        ※ 09/08/31閉店
by camille_31 | 2007-08-14 00:52 |  FRENCH
南青山 「ピエール・ガニェール・ア・東京」 でランチ (1)
※ 09/08/31閉店
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「ピエール・ガニェール・ア・東京」で、MAKIMIさんGLOBEさん、そして今回は、仕事が入って行けなくなってしまったTちゃん(涙)のピンチヒッターとして、GLOBEさんのお友達のMちゃんとお食事をしました。

その独創的な料理で「厨房のピカソ」と称される、フレンチの奇才 ピエール・ガニェール氏が、ニューヨークやロンドンでの出店要請を断り続け、東京に初出店したのは2005年11月。
オープン前から行ってみたいと思っていたのですが、独創的な自己主張の強いお料理は、好き嫌いがはっきり分かれるとのことで、お店の評価も賛否両論。
きっと私には合わないだろうな~と、行きたい反面、ちょっと躊躇していたのですが、7/26~8/1のガニェール氏来日に合わせ、行ってきました。

表参道の「プラダ」と「ヨック・モック」の間に建つ、個性的なビル(思いっきり逆光ですが)。
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日差しが突き刺す真っ昼間に、ちょうど太陽を見上げる形になって、紫外線を思いっきり浴びながら(汗)撮影しました。
真ん中よりちょっと右よりの、濃い茶色の部分がエレベーターです。
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このエレベーターで4階へ。降りたところがレセプション。
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ウェイティングスペースはないのですが、全員が揃うまではテーブルに案内してもらえず、小さなバースペースで飲みものなしに待つことになるので、ご友人と行かれるときには、どこかで待ち合わせをしてからお店に向かわれるといいと思います。

この日は満席でした。店内の様子は帰り際に撮影。
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席に着くと、早速、ガニェール氏が挨拶にいらっしゃいました。
TVで拝見していたそのままのお姿にちょっぴり感動。笑顔がとても爽やかです。
後からいらしたお客さまにも、すべてご挨拶に回られていました。

「夏」の文字が書かれたメニュー。
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店名のロゴマークにもなっている「a Tokyo」部分はガニェール氏の直筆だそう。
「春」と「冬」をどなたかのブログで拝見したことがあるので、メニューが変わるのは年4回?

ランチのコース料理は、5,800円、7,350円、10,000円の3種類。
5,800円 ・・・アミューズ+魚料理or肉料理+デザート
7,350円 ・・・アミューズ+前菜+魚料理or肉料理+デザート
10,000円・・・アミューズ+前菜+魚料理+肉料理+デザート
前菜がなくて、アミューズの後にいきなりメインのコースって珍しいですよね。
ディナーは、17,000円、23,000円の2種類。
オープン当初よりもちょっと価格を下げたようです。

シャンパングラスがステキ。
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「マリオ・チオニ」というイタリアの会社のものだそう。
コロンとしたバターもかわい~い。
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アルコールが飲めないMちゃんは、お店の方のおすすめで、ノンアルコールのカクテル。
2つのグラスで1セット。ひとつはさらっとタイプ。もうひとつは果肉たっぷり。いろんなフルーツが使われているのですが、忘れました(汗)。
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GLOBEさんとMちゃんは前菜のない5,800円のお料理を、MAKIMIさんと私は7,350円のお料理をいただきました。
写真が多いので、覚悟してくださいね~(笑)。

まずは、アミューズの前に出される
アヴァン・アミューズ
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手前から、生姜のクッキーとひよこ豆のピュレのクッキー、セロリのフィナンシェ、サフランのメレンゲのお菓子。
サフランのメレンゲは、イカ墨のチップの上に突き刺さっています。口に入れた途端、しゅわっと溶けちゃいました。
セロリのフィナンシェは、セロリの香りが濃厚で、テーブルに置かれた途端、香りが漂ってきました。細かく刻まれたセロリも入っています。

ライスコロッケ
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ライ麦のパン
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小さいほうがパンの外側、大きいほうが中のふわふわ部分です。
別々に食べないほうが美味しいような・・・(笑)。

パン
パンは、ガニェール氏自身が「自分の料理に合うし、単体でもおいしい」という理由で選んだ「メゾンカイザー」。
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ミニバゲット以外は甘いパンでした。美味しいけど、お料理には合わないかな。


まだコースに入っていないのですが(笑)、写真が多いので、続きは(2)で。


「PIERRE GAGNAIRE à Tokyo (ピエール・ガニェール・ア・東京)」
東京都港区南青山5-3-2 南青山スクウェア4F、RF
TEL 03-3407-7133 
Lunch 11:30~14:00(L.O.)
Dinner 18:00~21:30(L.O.)
定休日:日・祝・夏季1週間・年始1週間        ※ 09/08/31閉店
by camille_31 | 2007-08-08 23:37 |  FRENCH
広尾 「エパヌイ」 でディナー (後編)
犬が総支配人のフレンチレストラン「エパヌイ」でのディナーの後編です。


友人のメイン
フランス・ドンブ産うずらと仔羊の胸腺の盛り合わせ うずらのソース
(2種類のやさしい味わいのプリプリのお肉を盛り合わせました)
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少しいただきましたが、うずらも仔羊もクセがなくて、あっさり、さっぱり。メニューに書かれているとおり、やさしい味わいでプリプリのお肉です。特にうずらが美味しかった。
お野菜もたっぷりで嬉しいですね。

もうひとりの友人のメイン
国産牛のほほ肉の赤ワイン煮 フィットチーネ添え
(脂身が少なくやわらかいほほ肉をボルドーワインでじっくり煮込みました パスタ添えです)
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ほほ肉がやわらか~い。ほろほろっとくずれちゃいます。

私は「本日のお魚料理」をチョイス。
真鯛のポワレ プロヴァンス風ソース
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こちらもお野菜がたっぷり。
皮パリッ、身ふっくらの、熱々の真鯛。幸せ~。
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たくさんのお野菜を使ったプロヴァンス風のあっさりとしたソースで、全体的にやさしいお味。添えられたお野菜もおいしくて嬉しい。

友人のデザート
プラリネのミルフゥィユ チョコレートのアイスクリーム添え
(さっくさくのパイ生地の間にへーゼルナッツなどの濃厚なペーストはさみました)
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サクサク、パリパリのパイ生地。間に挟まれたプラリネが美味し~い。

もうひとりの友人のデザート
ブラン・マンジェ 自家製抹茶のアイスクリーム添え
(杏仁豆腐に似た味わいのバヴァロワ 抹茶のアイスでさっぱりと)
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さっぱりとしたブラン・マンジェ。抹茶アイスは、抹茶の味が濃厚で私好み。

私のデザート
クレーム・キャラメル キャラメルのアイスクリーム添え
(焼きプディングです やわらかい甘さの中にほろ苦さが)
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プディングもアイスもキャラメルが濃厚過ぎず、あっさり、程よい甘さ。

食後の飲みものには、桃のハーブティーをいただきました。
桃(シャンパン)で始まって、桃(ハーブティー)で締めてみました(笑)。
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こちらは、友人が選んだライチ茶とマリーゴールドのオリジナルブレンドティー。
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見た目が美しい。ほのかに花の香りがします。マリーゴールドのお茶を飲んだのは初めてですが、とても飲みやすかったです。消化促進作用があるのだそう。


お店はシェフとマダムのおふたりだけで切り盛りをされていますが、お料理が運ばれてくるタイミングも、マダムのサービスも、淀みがありません。
全員が違うお料理をたのんだのに、全員同時に、冷たいものは冷たい状態で、温かいものはほかほかの状態でサーブしてくれます。すばらしい。

お料理もやさしい味わいで、安定したお料理といった感じがします。
ジビエがご自慢のようなので、お好きな方はジビエの季節に訪れるといいかもしれません(私はあまり得意じゃありませんが・・・)。

さて、チャーリーのお仕事ぶりについて。
前編にも書きましたが、愛想が良いのは、お出迎え時のみです。
後は、邪魔にならない場所でじっと寝そべっているか、ひとりで2階の居住スペースに上がって、休憩?お食事?(階段を上っている姿がめちゃめちゃキュート!)
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そして、1時間おきぐらいでしょうか、どこからともなく現れ、各テーブルを回るのです。それも、愛想を振りまくでもなく、どこかで立ち止まるでもなく、淡々と。まるで本当に「仕事」をこなしているよう(笑)。名前を呼んでも素知らぬ顔で、目も合わせてくれません。
そして、もちろん帰られたテーブルには回らない。
寝そべる場所も、近くのテーブルの方が帰られたら、他のテーブルのそばに移動します。
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シェフもマダムもチャーリーには全くかかわらないので、すべてチャーリー自らの行動。
最後は、シェフとマダムとともに玄関でお見送り。このときもただ淡々と、仁王立ちしていました(笑)。
でもこの素っ気なさがまたいいのでしょうね。お食事中、いつも目に付くところにいたり、度々テーブルに遊びに来られたりしたら、お料理を楽しむどころじゃなくなっちゃうでしょうから。
まさに「総支配人」の名にふさわしいお仕事ぶり。
そう言えば、3時間余りの滞在中、一度も声を聞きませんでした。

美味しいお料理をいただいて、チャーリーのかわいさに癒されて。大満足の夜でした。
是非また伺いたいです。というか、伺います!


Cuisine Française 「épanoui (エパヌイ)」
東京都渋谷区広尾3-2-14
TEL 03-3407-1513
Lunch 金・土・日・祭日のみ 12:00~15:00(L.O.13:00)
Dinner 18:00~23:00(L.O.21:00)
定休日:水、第1・第3火


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広尾 「エパヌイ」 でディナー (前編)
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犬が総支配人のフレンチレストランに行ってきました!
お店は、広尾にある「エパヌイ」
総支配人は、ワイヤーヘアード・フォックステリアの「チャーリー」(12歳♀)。
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こちらのお店を知ったのは、「こんなもん食べた!あんなもん飲んだ!」のpicot-picotさんの記事(前編後編)を読んで。
HPに掲載されているチャーリーのあまりのかわいさに、行かないわけにはいかない!と、犬好きの友人2人を誘って訪問しました。

住所は広尾ですが、最寄り駅は恵比寿か表参道。どちらからも徒歩15分(とHPに書かれていますが、もうちょっとかかると思います)、という少々不便な場所にあります。
でもこの不便さが、喧噪から離れてのんびりとできる空間になるのでしょうね。
普通の民家を改装した、12席しかないこぢんまりとしたお店は、シェフとマダムの愛情とぬくもりに溢れています。
この日は満席でした。

お店に入ると、まず総支配人のチャーリーがお出迎え。
ちゃんと一人ずつ顔を見上げて、お客さんを確認。短い尻尾を目一杯振って、歓迎してくれます。なんてかわいいの~♡
でもこの愛想の良さは最初のお出迎えの時だけだったんです。
チャーリーのお仕事ぶりについては最後に書きますね。

お料理は、ランチが1,575円、3,675円、5,250円の3種類。ディナーが3,990円、5,775円、7,350円の3種類。カルトメニューから選ぶプリフィクスです。
私たちは一番安い3,990円のお料理をいただきました。
前菜+メイン(お魚料理orお肉料理)+デザート+コーヒーor紅茶orハーブティーetc.です。

店内はかなり暗く、テーブルにはライトが当たっているのでお料理は大丈夫なのですが、後半のチャーリーの写真はボケボケです(涙)。

アヴァン・アミューズ
枝付きケッパーベリーとオリーブ ナッツ
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風鳥木(フウチョウボク)のつぼみがケッパーで、そのケッパーが花を咲かせ、実となったものがケッパーベリー。お酒のおつまみにピッタリです。

アミューズ
枝豆と生ハムの冷製ショートパスタ
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ちょっと塩味がきつめでした。
枝付きケッパーベリーとオリーブもしょっぱめ。
その後のお料理はあっさりめの味付けだったので、食前酒を美味しくいただくために敢えて濃い味付けにしているのでしょうね。食前酒にいただいた桃のシャンパンがすすんで困りました(笑)。

パン
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小さくてほかほかのこのパン、美味し~い。
上のパンが食べ終わると、次から出されるのはこちら。
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こちらもほかほか状態で出してくださいます。ちょっと変わったパンですが、皮のパリッパリ加減といい、中のふんわりもちもち加減といい、美味し~い! 食べ終わるとすぐにまた出してくださるので、たくさんいただいちゃいました。

前菜、メイン、デザート、すべて3人とも違うものをチョイスしました。
まずは友人の前菜から。
フロマージュ・ドゥ・テート 自家製のピクルスを添えて
(豚の耳やほほ肉などをたっぷり使ったコラーゲンたっぷり♪ さっぱり味の夏向きのテリーヌです)
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もうひとりの友人の前菜
帆立貝と渡りがにのフランを浮かべた 冷たいじゃがいものポタージュ
(やさしい味わいの冷たいじゃがいものポタージュにフワフワの帆立貝とカニのムースを浮かべました)
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私の前菜
カリフラワーのバヴァロワ オマール海老のコンソメゼリーを添えて
(カリフラワーをバヴァロワ風に仕立てました オマール海老の旨味との調和をお楽しみ下さい)
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カリフラワーのババロアが、すご~く美味しい! オマール海老もぷりっぷりです。
友人ふたりの前菜もとっても美味しかった模様。
実はチャーリーに会うことが一番の目的で、お料理はあまり期待していなかったのですが(シェフ、ごめんなさい)、この一皿で、お料理もとても美味しいことが判明。
チャーリーはかわいいし、お料理は美味しいし、で、既にこの時点で来て良かった~と大満足の私たち(笑)。


写真が多いので、メインのお料理から(後編)へ続きます。


Cuisine Française 「épanoui (エパヌイ)」
東京都渋谷区広尾3-2-14
TEL 03-3407-1513
Lunch 金・土・日・祭日のみ 12:00~15:00(L.O.13:00)
Dinner 18:00~23:00(L.O.21:00)
定休日:水、第1・第3火


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