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南青山 「ランベリー」 でディナー (後編)
「ランベリー」でのディナーの後編です。

メインディッシュ
蜂蜜で香りをつけたビュルゴー家シャラン鴨のロースト、5種の胡椒
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この綺麗なピンク色! おいしくないわけがありません。
やわらかく、しっとりとジューシーで、芳醇な味わい。焼き加減がすばらしいです。
蜂蜜のほんのりと甘い香りと5種類の胡椒がさらに食欲をそそります。
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ここでちょっとシャラン鴨について。
「シャラン鴨(Canard Challandaise)」と「シャラン産鴨(Canard de Challands)」、よく混同されていることがありますが、全くの別物です。
シャラン産鴨はシャラン地方の鴨。シャラン鴨と名乗れるのは、飼育場所、飼育方法、飼料、屠殺方法など、細かい規定に適合した鴨だけで、月にわずか600羽しか出荷されていないそうです。
昔は、シャラン地方のほとんどの農家がシャラン鴨を飼育していたそうですが、飼育コストがかさむため、現在では、約100年の歴史を持つBurgaud(ビュルゴー家)のみが生産を行っているそう。

屠殺方法は伝統的な窒息法(屠殺時に流血させない、血抜きしない)。
この窒息鴨、体内に血を蓄えたままなので、他の方法で屠殺されたものよりも肉が赤く、柔らかく、繊細で、そして味わい深いのだそうです。

窒息させて屠殺する一般的な方法は、ガス室に閉じ込めて窒息させるというもの。でもそれでは、鴨が死ぬ前に多大なストレスがかかって、筋肉が収縮し、硬直、暴れて骨折を起こすこともあるそうです。
ビュルゴー家は、放し飼いで育てた鴨に餌をやりながら、そっと針で急所を刺して気絶させ、その状態のまま、ガスで屠殺するという、手間のかかる方法をとっています。その結果、鴨に全くストレスがかからず、肉質に大きな差が出るそうです。

メインを食べ終えた後に、デザートメニューが運ばれてきました。
お食事を終えた後にデザートを決められるのは嬉しいですね。どれもおいしそうで、迷っちゃいました。
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まずはお口直しのデザート。
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う~ん、よく覚えていない・・・。
リンゴキューブの上に、リンゴのゼリー?
おいしかった記憶はしっかり残っているんですが・・・。
右上にちょっと写っている黒いものは、このデザートが入れられてきた容器。銀と黒のちょっと変わった容器に、ふたつ並べてスプーンとともに運ばれてきました。

この日は、私の誕生日祝いのお食事だったので・・・
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歳をとるのは嫌でも、お祝いしていただけるのは幾つになっても嬉しいです。
loveswedenさん、どうもありがとう♪
岸本シェフがお祝いに出てきてくださるのも嬉しい。注目を浴びてちょっと恥ずかしいですけどね。
loveswedenさんと美味しくいただきました。
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loveswedenさんのデザート
トロトロチョコレート 紅茶の香り パッションフルーツのソース
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フォンダンショコラです。
とろとろ~と流れ出る熱々のガナッシュがたまりません。
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私のデザート
山梨県 木熟柿“甲州百目”のジン風味 リコッタチーズのムース
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完熟した甘~い柿にジンを加えて、大人の風味に仕上げてあります。リコッタチーズとの相性もバッチリ。

食後の飲みものはレモングラスをいただきました。
その人のイメージで選んでくださるというカップ。
初めての訪問2度目の訪問に続き、何と今回もまた、私のカップはヘレンドの「ウィーンのバラ」でした!!
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loveswedenさんも、前回と同様、ウェッジウッドのワイルドストロベリー。
今回私たちのカップを選んでくださったのは、最近入られたという方。
どなたが選んでくださっても、イメージが変わらないなんて、すごいですね。

ミニャルディーズ
3段重ねの銀の箱がワゴンで運ばれてきました。
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数日前に出来上がったばかりの重箱だそうです。
中には10種類ほどのプティフールが綺麗に並べられています。
各箱の台は大理石。チョコレートとキウイが入った一番下の段には、ドライアイスが隠されているそうです。

どれもおいしそうで選べない。ので、「全部お願いします!」で(笑)。
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キウイも数種類ありました。
いただいたのは「紅鮮」だったかしら? とぉっても甘かったです。
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全種類いただいたミニャルディーズですが、やっぱりクグロフが一番おいしい!

お会計をお願いすると出してくださるお酢のドリンク。今回は、青森県産の有機無農薬リンゴから作られたリンゴ酢でした。
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さっぱりとしておいし~い。
お酢はあまり得意ではないのですが、シチリア産の蜂蜜とミネラルウォーターで割ったこのお店のお酢ドリンクは、酸味と甘みのバランスが絶妙で、どれもおいしいです。

感動的なお料理に、すばらしいサービス。
心地よい時間はあっという間に過ぎて、気がついたら5時間が経過していました。


お店からのおみやげとloveswedenさんからのプレゼントは、おみやげ・プレゼント編で。


「La cuisine Française L'Embellir (ランベリー)」
東京都港区南青山4-17-33
TEL 03-3423-0131/0120-791-039
Lunch 木~土・祝 11:30~14:00(L.O.)
Dinner 月~土・祝 18:00~21:30(L.O.)
定休日:日、第1・第2月
※ 2010年6月に移転しています。詳細はHPをご覧ください。


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「ミシュランガイド東京 2008」で3つ星に選ばれた「ジョエル・ロブション」「カンテサンス」。どちらも大好きなお店ですが、その2店と同じくらいお気に入りの「ランベリー」
どうしてこちらは星がひとつしかないのか、私には疑問なのですが、オープンから1周年を迎えた昨年11月に、loveswedenさんと一緒に行ってきました。

予約をしていたのは、ミシュランガイド発売の翌日。
「カンテサンス」と「ランベリー」のどちらにしようか散々悩んで「ランベリー」に決めたので、プレス発表を聞いて、ちょっと選択誤ったかも、と思っちゃいました(笑)。
大好きなお店が評価されるのは嬉しいですが、星がつくことで予約が取りづらくなるのは悲しいですね。今も電話が繋がりにくいとか。次回「カンテサンス」に行けるのはいつでしょう?

ディナーは、以前は15,750円の1コースのみでしたが、現在は、12,600円、15,750円、21,000円の3種類があります。
昨年11月19日~24日は、1周年記念の特別メニュー(12,600円)のみ。
オープンから1年間で特に評判の良かったお料理をセレクションしたコースです。

この期間に行くことになったのは偶然だったのですが、好評だったお料理ばかりいただけるなんて嬉しい。
しかも、通常15,750円のコースにあたるお料理構成だそう。
前菜2皿、3皿目、メイン、デザートを、それぞれ4種類から選ぶプリフィクスになっていました。

アミューズ
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左から、オレンジのムース、山羊のチーズ、フォアグラのテリーヌ。
薄いシートは、紅芋や人参などの野菜のピュレを薄くのばして乾燥させたもの。薄くても、きちんと野菜の風味が感じられます。
緑色の台は塩。食べられません。

パン
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こちらのパンはloveswedenさんも私も大のお気に入り。もちろんお代わりしました。
バターは無塩と海塩入りの2種類。
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こちらのパンには、無塩よりも海塩入りのバターのほうが合います。海塩入りバターまでお代わりしました(笑)。

loveswedenさんの前菜一皿目
濃厚なオマール海老のクレームとマンゴー、キャビア
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岸本シェフが「オストラル」時代から作られている前菜。
一口いただきましたが、濃厚でクリーミーなオマール海老のクリームに感動! マンゴーの甘みとキャビアの塩加減も絶妙です。

私の前菜一皿目
農園野菜のテリーヌ
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こちらも、「オストラル」時代から作られている定番の前菜。
17種類のお野菜が、それぞれ別々に茹でられ、調理され、味付けされた、こだわりのテリーヌです。
一度食べてみたいと思っていたので、迷わず選びました。

ぎっしりと詰まったお野菜たち。食べるのがもったいないほど美しい。人参なんて、細~く切られたものをポワローネギの白い部分で巻いてあるんです。芸が細かい!
お野菜の隙間は、ポルト酒とコンソメのジュレで埋められています。
添えられているのは、刻んだシブレット(ネギの一種)たっぷりのヴィネグレットソース。
期待通りの繊細さ、おいしさ、完璧さに大満足。

loveswedenさんの前菜二皿目
茨城県産栗のポルト酒風味とフレッシュトリュフのデュオ、フォワグラのポワレ
 ロワールのコトー・デュ・レイヨンのソース

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ちょっとわかりづらいですが、トリュフと栗を交互に重ねて、ミルフィーユ仕立てにしてあります。
左にあるのはリンゴのパイ。フォアグラとリンゴって相性がいいですよね。

私の前菜二皿目
赤座海老 カリカリのじゃがいも包み キノコのソテー エシャロット風味
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「農園野菜のテリーヌ」と同様、「オストラル」時代を岸本シェフと一緒に過ごした「オーグー ドゥ ジュール」の中村シェフもメニューにしているお料理。
そちらでいただいたときは、何となく物足りないお味に途中で飽きてしまったので、ちょっぴり不安だったのですが、こちらは、繊細な味わいでおいしかった~。
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じゃがいもは、マッシュしたものを細長くのばして巻きつけてあります。赤座海老の美味しさを邪魔することなく、それぞれの食感と味わいが絶妙なコンビネーションです。

3皿目とメインはふたりとも同じものを選びました。
蝦夷アワビ 青海苔とワサビ、フレッシュトリュフのリゾット
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このリゾットが絶品! 青海苔とワサビの風味がすばらしいです。お皿いっぱい食べてみたい。
でもアワビの記憶は・・・・・・(汗)。

メニューをいただいてきたので、お料理の名前はバッチリ。でもそれ以外は、訪問から2ヶ月近く経って、かなり記憶が怪しいです。
しっかりと覚えているお料理もあるのですが、写真を見てもよく思い出せないものも・・・。
記憶が鮮明なうちに、感想などをメモしておけばよかった~。


メインのお料理から(後編)へ続きます。


「La cuisine Française L'Embellir (ランベリー)」
東京都港区南青山4-17-33
TEL 03-3423-0131/0120-791-039
Lunch 木~土・祝 11:30~14:00(L.O.)
Dinner 月~土・祝 18:00~21:30(L.O.)
定休日:日、第1・第2月
※ 2010年6月に移転しています。詳細はHPをご覧ください。


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骨付き仔羊のロースト マティニオン風 コーヒーが香るソース
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この仔羊にも感動!
羊は、臭いがあったり、硬かったりすることが多く、苦手意識が強いのですが、こちらは臭いがないのはもちろん、めちゃめちゃやわらかくておいし~い!
仔羊の背肉のまわりにみじん切りのお野菜をつけ、背脂で巻いて焼き上げたもの。このお野菜のみじん切りが半端じゃない細かさ。
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ソースは、肉汁を使ったジューダニオンにコーヒーのエッセンスを加えてあるそうです。コーヒーの香りはしませんが、みじん切りのお野菜が加わると、さらに味わい深いソースになります。
今までにいただいた羊料理の中で一番かも。

このお皿のナイフはこちら。
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デザートは2種類からのチョイスです。
meshiさんが選んだものは
マスカルポーネのムース チェリーソース ヨーグルトのソルベ
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マスカルポーネのムースとチェリーをいただきましたが、どちらも美味しい。
meshiさんも絶賛されていました。

loveswedenさんと私は
桃と杏のコンポート 桃のシャーベット
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こちらも美味し~い!
桃のジュレの中には、ブドウやすごく甘いバナナも入っています。
loveswedenさんと、「おいしい、おいしい」と言い続けながら食べていました。しっかり量がありますが、いろんな味が楽しめて、この倍食べたかったです(笑)。

食後の飲み物は、皆ハーブティーをチョイス。私はレモングラスをいただきました。
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添えられているのは、キプロス島のバラのジャム。お茶に入れるよりも、ジャムをなめながらお茶をいただくのがおすすめだそう。

その人のイメージで選んでくださるというカップは、meshiさんがロイヤルコペンハーゲンのブルーフラワーカーブ、loveswedenさんはウェッジウッドのワイルドストロベリー。おふたりとも雰囲気にピッタリ。
そして私は、前回と同様、ヘレンドの「ウィーンのバラ」。すごいです。次回も同じカップを選んでくださるのか、楽しみ~(笑)。

ミニャルディーズ
和三盆糖を使用したクグロフ、チーズケーキ、かぼちゃプリン。
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どれも美味しいミニャルディーズ。
真ん中のチーズケーキ、見た目は前回と同じですが、味ははちょっと違う気がしました。めちゃめちゃ私好み。
クグロフだけではなく、このチーズケーキも販売してほし~い。

お会計をお願いすると出してくださるお酢のドリンク。
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今回は、丹波産の黒豆のお酢をハチミツとミネラルウォーターで割ったもの。
さっぱりとして美味しいです。

前回以上に大満足の「ランベリー」。
meshiさんとloveswedenさんにもすごく気に入っていただけたようで、嬉しいです。
伺ったのは7月7日だったのですが、「先程入籍してきました」カップルをはじめ、記念日の人が何と4組も!
ロウソクに火を灯されたケーキが運ばれてくる度、照明が落とされたのですが、こんなにたくさんの記念日の方とご一緒したのは初めてです。7月7日にご結婚される方って多いのかしら?
毎回岸本シェフもお祝いに出ていらしてましたが、大切な記念日を過ごすお店に選んでもらえたら、とても嬉しいでしょうね。

今回も前回と同じ焼き菓子をおみやげにいただきました。
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美味しくて、今回もあっという間に食べ切っちゃいました。


「ランベリー」での美味しい&楽しいお食事の後、meshiさんと私は「大坊珈琲店」へ。
古びたビルの2階にある、マホガニー調の落ち着いた店内は、ここだけ時が止まっているような感じ。村上春樹氏お気に入りのお店だそうです。
大きなカフェオレボウルでミルクコーヒーをいただいた後、meshiさんは濃厚なぶどうジュース、私はお紅茶をいただきました。
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そしてmeshiさんから嬉しいいただきもの。手作りのちりめん山椒です。
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これがすご~く美味しいのです。
薄口醤油と濃口醤油と和三盆糖でしっかりと味付けされているのですが、決して濃すぎず、コクがあってまろやかな風味。
そして、実山椒の濃さにはビックリ。囓るとピリッとした味だけではなく、山椒の香りまで口いっぱいに広がります。子どもの頃、実家に山椒の木があったのですが、噛んだ瞬間にその光景が目に浮かんじゃいました。フレッシュだとこんなに刺激的なんですね。感動!
meshiさん、美味しいおすそわけをありがとうございます!!


「La cuisine Française L'Embellir (ランベリー)」
東京都港区南青山4-17-33
TEL 03-3423-0131/0120-791-039
Lunch 木~土・祝 11:30~14:00(L.O.)
Dinner 月~土・祝 18:00~21:30(L.O.)
定休日:日、第1・第2月
※ 2010年6月に移転しています。詳細はHPをご覧ください。


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by camille_31 | 2007-07-23 23:57 |  FRENCH
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一回の訪問ですっかりファンになってしまった、南青山の「L'Embellir (ランベリー)」
初訪問の記事を読んで、是非行きたいと言ってくださった、meshiさんloveswedenさんと一緒に、またランチに訪れました。
そして前回以上の感動を味わってきました。

今回は、前回撮せなかったお店の入口を最初に撮影(笑)。
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フレンチレストランの入口という雰囲気ではないですよね。
自動ドアの先は・・・。
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突き当たり手前左側がエレベーター、右側に階段。
前回はエレベーターで降りてしまったので、今回はちゃんと階段で。
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メニューは、プリフィクス4,410円と、デギュスタシオン(シェフのおまかせ)6,825円の2種類。どちらも全体的なボリュームは変わらないそうですが、デギュスタシオンのほうが1皿多く、オススメもこちらだそう。
今回もデギュスタシオンをいただきました。

コース料理以外に、この日は、ホワイトアスパラガスの冷製スープがオススメとのこと。
こちらを+1,050円でコースに加えてもいいし、前菜二皿のうちのどちらかを交換してもいい、とのことなので、loveswedenさんは前菜一皿目を、meshiさんと私は前菜二皿目を交換していただくことにしました。

パン
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前回私が感動したパン、meshiさんとloveswedenさんも絶賛でした。
このパンには、海塩入りのバターが合います。
2個目は、焼きたての熱々、割ると湯気が立つ状態で持ってきてくださいました。

前菜一皿目
海の恵みこだわりの一皿
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海老、カレイ、アオリイカ、アオヤギ、赤貝・・・。そして海の恵みに負けないほど、たくさんの種類のお野菜。
軽く絡められたドレッシングが美味しいのですが、上の柑橘類の泡と一緒に食べるとさらにさっぱりと爽やかに、程よく入ったアボカドと一緒に食べると濃厚に、といろいろなお味が楽しめます。

前菜二皿目
フォアグラ“デュオ” モモとリンゴのテリーヌ、ポワレとコンソメのジュレ
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撮影者はloveswedenさん。
フォアグラ好きのloveswedenさんが嬉しそうに召し上がっていました。
リンゴとフォアグラって合いそうですよね。

そして、loveswedenさんが一皿目、meshiさんと私が二皿目を交換していただいた、
ホワイトアスパラガスのクリーム
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上は冷たいポタージュ。
ポタージュだけをいただくとちょっと青っぽい味がするのですが、下にたっぷりと沈んだコンソメジュレと一緒にいただくと、完成された美味しさに。
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前回いただいたスープとはまた違った美味しさです。
下にはホワイトアスパラの穂先を使ったサラダ。
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もちろんホワイトアスパラも美味しいのですが、トマトがめちゃめちゃ甘くて感動。

潮の香り釣り天然魚“シーズンズハーモニー”
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メイタガレイの皮面をパリッと焼いて、上にはシャンピニオン・ディクセル(きのこ)のペーストと焼きとうもろこし。
皮目パリッ、身はふっくらのお魚大好きです。ソースも美味しい。
トマトに続き、ペコロスもめちゃめちゃ甘くて感動! たったふたつの小さなペコロスのために、お魚とは違うソースが添えられていました。

お魚料理のカトラリーのフォルムが美しいです。
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まだまだ続くので、感動のお肉料理から(後編)へ。


「La cuisine Française L'Embellir (ランベリー)」
東京都港区南青山4-17-33
TEL 03-3423-0131/0120-791-039
Lunch 木~土・祝 11:30~14:00(L.O.)
Dinner 月~土・祝 18:00~21:30(L.O.)
定休日:日、第1・第2月
※ 2010年6月に移転しています。詳細はHPをご覧ください。


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by camille_31 | 2007-07-20 23:41 |  FRENCH
南青山 「ランベリー」 でランチ (後編)
しばらくエキサイトの調子が悪くて(涙)、記事アップが遅くなりました。
「ランベリー」でランチ(前編)の続きです。


魚介のブイヤベース
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ブイヤベースもこんな風に盛られたらとても美しいですね。
見た目通り、爽やかで上品なブイヤベースです。
海老の下、ほんのちょっと姿が見えるお魚はアイナメ。ふっくらと美味しい身でした。

ミネラルウォーターをお願いすると、こんな形で持ってきてくださいます。
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大山地鶏の胸肉とほろほろ鳥腿肉のミンチ、ローストして、じっくり煮て
 ポルト酒とモリーユ茸のソース

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中はこんな感じ。数枚撮したのですが、何故かすべてピンボケ(涙)。
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身のぎゅっと引き締まった大山地鶏は、弾力がありながらもとてもやわらかくて、ナイフがすっと入ります。ミンチにされたほろほろ鳥との組み合わせがすばらしいです。一緒にいただくと、食感が楽しめるだけではなく、おいしさも2倍にアップする気がします。
子牛のアキレス腱も使われているとお聞きしたのですが、どこにどう使われているのか覚えていなくて・・・。薄く外側に巻いた、と聞いたような気もするのですが、そんなことできます? やはりミンチの中かしら?

デザートは、3種類か4種類からのチョイスだったと思います。口頭での説明でした。
MAKIMIさんが選んだものは
クレームブリュレ
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Tちゃんのチョイスは
メロンとアロエのゼリー
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バジルのソルベをちょっといただきました。さっぱりとしておいしい。

GLOBEさんと私のチョイス
アーモンドのブランマンジェ
こちらはシェフのスペシャリテだそう。
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スペシャリテだし、ブランマンジェのみだと説明されたので、味に自信を持っていらっしゃるんだろうな~と思って即決(笑)。
ココナッツは使わず、アーモンドだけで作られているそう。アーモンドのコクと香り、程よい甘み、そしてなめらかな食感。おいし~い。

飲み物はローズヒップティーをいただきました。
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カップにこだわっていらっしゃるそうで、全員違うカップでした。MAKIMIさんと私はヘレンド、GLOBEさんはエルメス、Tちゃんはロイヤルコペンハーゲン。
その人のイメージに合わせて、選んでくださるのだそう。

実は、最初に私の前に置かれたのは、「アポニーフラワー」ではなく、こちらの「ウィーンのバラ」でした。
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そこに、お店の方が間違えて、お隣のMAKIMIさんのハイビスカスティーを注がれてしまったので、MAKIMIさんのカップと交換になったのです。
MAKIMIさんは「アポニーフラワー」なイメージ、GLOBEさんもTちゃんも雰囲気に合ったカップで、ちょっと感動しました。

キプロス島のバラの花びらのジャムがついてきます。
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カップに入れると、花びらが広がって、バラのほのかな香りと甘みが広がります。ちょっぴり優雅な気分に。
でもホントは、お茶に入れるよりも、ジャムをなめながらお茶をいただくほうがおいしいのだそう。

ミニャルディーズ
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和三盆を使用したクグロフ、チーズケーキ、しっかりと硬めのプリン。
どれも美味しかったです。

全体的に、繊細であっさりめのフレンチといった感じ。どのお皿もおいしくて大満足でした。サービスも上質でとても気持ちがいいです。
きちんとしたサービスなのに、品の良いフレンドリーさもあって、私たちのおしゃべりに自然と加わっていらしたりします。
特に、「オストラル」ご出身の支配人、飛田泰秀さんはいろいろと楽しいお話を聞かせてくださって、気がついたらあっという間に4時間以上が経過していて、ビックリ。もちろん今回も「最後の客」です(笑)。
とても楽しいお話だったのですが、「ブログに話の内容を書かないでくださいね。岸本に追い出されますから(笑)」とおっしゃっていたので、お聞きした内容は書けません(笑)。

お会計をお願いした後に出してくださったお酢のドリンク。
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京都産の黒豆のお酢にシチリア産の蜂蜜とミネラルウォーターを加えたもの。程よい酸味と甘み。とっても飲みやすくて、さっぱりとおいし~い。


帰り際、岸本シェフと支配人の飛田さんがお見送りを。おみやげも頂戴しました。
無機質な感じ(スタイリッシュ?笑)な1階の入口を、帰りに撮そうと思っていたのですが、私たちの姿が見えなくなるまで飛田さんが見送ってくださっていたので、撮れませんでした(笑)。

いただいたおみやげは、一口サイズのフィナンシェ。
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おいしくてあっという間に食べちゃいました。お家に帰ってからも、しばらくおいしい余韻に浸っていられるって嬉しいですね。

お気に入りのお店がまたひとつ増えちゃいました。
picot-picotさん、ステキなお店をご紹介くださって、ありがとうございます!


「La cuisine Française L'Embellir (ランベリー)」
東京都港区南青山4-17-33
TEL 03-3423-0131/0120-791-039
Lunch 木~土・祝 11:30~14:00(L.O.)
Dinner 月~土・祝 18:00~21:30(L.O.)
定休日:日、第1・第2月
※ 2010年6月に移転しています。詳細はHPをご覧ください。


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by camille_31 | 2007-06-14 21:21 |  FRENCH
南青山 「ランベリー」 でランチ (前編)
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名店と謳われた銀座の「オストラル」。一度行きたいと思っていたのに、いつのまにか閉店(倒産)されていて、ショックを受けていたら、「こんなもん食べた!あんなもん飲んだ!」のpicot-picotさんが、こちら(前編)こちら(後編)の記事で、「オストラル」で腕を振るわれていた岸本直人シェフ が、昨年11月25日に、南青山に新しくお店をオープンされていたことを教えてくださいました。
picot-picotさんの記事を読んで、今すぐにでも行きたい!と思った私。
それから3ヶ月、ようやく伺うことができました。

お店の名は、フランス語で「人を美しくする」という意味を持つ「L'Embellir (ランベリー)」
「“素材が育ったテロワール(気候・風土)を最大限生かした料理” をコンセプトに、お越しいただいた皆様が美味しい料理とワインと共に、楽しいひとときをお過ごし頂けるレストランを目指しております」とのこと。
ご一緒していただいたのは、MAKIMIさんGLOBEさん、そして友人Tちゃん。
想像していたとおり、期待していたとおりのステキなお店、おいしいお料理に大満足のひとときでした。

HPには「表参道駅より徒歩5分」と書かれていますが、10分近くかかると思います。
お店の入口は1階、そこから地下に下るのですが、1階までの2フロア分が吹き抜けになった、明るく開放的で爽やかな空間です。
他のお客さまが揃われる前に、店内の様子を撮影させていただきました。
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奥のテーブルからは、キッチンの様子を垣間見ることができます。
こちらは反対側に向かって、鏡越しの撮影。
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天井から吊り下がる光のポールが美しいです。
その後、40席ほどの店内は満席になりました。

ランチは、プリフィクスコースの4,410円と、デギュスタシオン(シェフのおまかせ)6,825円の2種類。
ディナーはアラカルトが主体で、コース料理は15,750円の1種類のみです。
(→追記:その後メニューが変わっています。)
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メニューはすご~く変わっていて、何と透明アクリル板!
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一人ずつ目の前に立ててくださいます。
スタイリッシュで美しい。変わっていて面白い。けど、ちょっと見づらいです^^;

どちらのコースも全体的なボリュームは変わらないそうですが、お料理の説明をお聞きして6,825円のデギュスタシオンのお料理に惹かれた私たちは、揃ってそちらをいただくことに。

パン
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最初に運ばれてきたのはパン。
このパンが香りがよくてもっちりとしておいしいんです。かなり気に入っちゃいました。
何でも、イタリア人の方が毎朝運んでくるデュラムセモリナ粉で作られているとか。市販されていないのが残念です。

バターは海塩入り(左)と無塩(右)の2種類。
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有塩のほうには、大粒の海塩が入っています。このバターもお気に入り。

殻つきウニとホワイトアスパラガスのクリーム
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最初のご説明では「ホワイトアスパラガスのスープ」としかおっしゃっていなかったので、まさかこんな形で運ばれてくるとは・・・。嬉しい驚きです。
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とてもなめらかなホワイトアスパラのスープだけでも美味しいのに、中には北海道厚岸(あっけし)産のウニとオマール海老が隠れています。

フォワグラのポワレ、白インゲン豆のミジョテ、ヴィネガー風味“アンフィクレス”
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「アンフィクレス」って、パリの2つ星レストラン(今は星なし?)の店名ですよね? 岸本シェフも修行をされていた時期があるのでしょうか。
フォアグラが苦手な私のために、事前に、丁寧に調理法を説明して、食べられるかどうか確認をしてくださいました。
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もう、全然OK!(って厳格な父に怒られそうな日本語です。笑)
てか、このサイズなら苦手でも大丈夫でしょう(笑)。
私はフォアグラのあのぐにょっとした食感と味が苦手なのですが、程よくポワレされていて、ホワイトヴィネガーの酸味ともよく合い、おいしくいただけました。
じっくりと煮込まれた白インゲン豆もおいしい。


長くなってしまったので、お魚料理から(後編)に続きます。


「La cuisine Française L'Embellir (ランベリー)」
東京都港区南青山4-17-33
TEL 03-3423-0131/0120-791-039
Lunch 木~土・祝 11:30~14:00(L.O.)
Dinner 月~土・祝 18:00~21:30(L.O.)
定休日:日、第1・第2月
※ 2010年6月に移転しています。詳細はHPをご覧ください。


■関連記事
 南青山 「ランベリー」 でランチ No.2 (07/07)  (前編) (後編)
 南青山 「ランベリー」 でディナー (07/11) (前編) (後編) (おみやげ・プレゼント編)
by camille_31 | 2007-06-08 00:29 |  FRENCH
白金台 「カンテサンス」 でランチ No.3
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またまた「カンテサンス」でのランチです。
2年目を迎えたばかりの日に、sucre_selさんと伺いました。

冷たいガスパチョ スパイス・ペティヤン
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グラスの縁に、マルガリータのように塩がつけられています。中には細か~く刻まれたキュウリ。
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「ペティヤン」は、「パチパチはねる、泡立つ」という意味のフランス語で、発泡性の弱い発泡酒を表すのに使われるそう。見た目は全くわからないのですが、口に含むと僅か~に感じられるしゅわっとした感じがとっても爽やか。初夏を感じさせます。

塩とオリーブ油が主役 山羊乳のヴァヴァロア
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おなじみ、いつももっと食べたいと思わせられるスペシャリテ。
山羊ミルク&山羊のチーズが苦手なsucre_selさんも絶賛。わ~い!

ブルターニュから連想して 帆立貝と蕎麦の実
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ものすごくふっくらとした帆立貝が美味し~い! 中はほんのりとレア。
サクサクとした蕎麦の実がのって、食感も楽しいです。
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sucre_selさんと私は苦手な食材がほとんど一緒なのですが、最近まで帆立も苦手で、今は好き、ということまで一緒で、びっくりしました。
添えられているのは、蕎麦の実のソースと、蕎麦の実のリゾット。
全体的にやさしく上品なお味です。

石鯛のポワレ ブール・ダルグのソース
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写真ではわかりませんが、石鯛はうっすらと螺鈿に輝いています。
この火の通し加減には毎回感動。ごく低温で焼いて、一旦出して余熱で火を入れ、またごく低温で焼いて・・・を繰り返されているのだとか。

ソースは、ボルディエの海草入りバター、「ブール・ダルグ」。
これが感動もの! めちゃめちゃ美味しいです。

今、フランスの多くの三ツ星レストランや一流ホテルで「世界一のバター」と賞賛されているという、ボルディエのバター
ジャン=イヴ・ボルディエ(Jean-Yves Bordier)氏が作るバターは、ひとつひとつが手作業で作られています。年代物の木製の練り械を使用し、「マラクサージュ」という昔ながらの手で練り上げる手法を使って、少量ずつ丁寧に手作りされているそう。
有塩(ブール・ドゥミ=セル Beurre demi-sel)、無塩(ブール・ドゥ Beurre doux)、海草入り(ブール・ダルグ Beurre d'algue)の3種類があって、有塩と海草入りがお料理に向いているとか。
日本では、こちらで購入することができます。
おいしいバゲットにブール・ダルグをたっぷりつけてかぶりつきた~い!

奥の緑色の泡状のものは、ロケットのソース。

短角牛のロースト ソースカプシーヌ
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見た目は、中がほとんどレアの状態のローストビーフ。切ると血が滴る感じ。
もう少し火が通っているほうが好きなんだけど・・・と思いながら口に入れると、びっくり。
生臭みは全くなく、ちゃんと中まで火が通っているのがわかります。恐らく、このお肉にとって最高の火の入れ加減なのでしょうね。
こちらも、短時間焼いては、一旦出して余熱で火を入れ、また短時間焼いて・・・を繰り返されたのでしょうか。(軍鶏酵素ポークのように、低温でじっくりではないですよね?)
肉の旨みが最大限に引き出されているようで、とても美味しかったです。
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ソースの「カプシーヌ」は、説明してくださったと思うのですが、全く覚えていなくて、調べてみたら、日本語では「ノウゼンハレン、キンレンカ」。
花や茎葉が食べられ、ハーブとしても使われているんですね。花の色は赤やオレンジ、黄色があるので、こちらは黄色の花びらでしょうか。
ソース自体にはあまり味がなく、片隅に置かれたゲランドの塩をつけると、更に美味しさがUPしました。

添えられているのは、原木の椎茸、インカのめざめ、やちまたのピーナッツ。
どれもがいちいち美味しくて困ります(笑)。

ガトーニュージーランド ソースキウイ
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ヨーグルトのムースの上に薄くスライスしたリンゴ、その上にニュージーランド産のキウイのソースがのっています。
さっぱりとした美味しさで、かなり好き。もっと食べた~い。

イチジクのキャラメリゼ ソース・ヴァンルージュ
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愛知県から取り寄せたというイチジクは、ふっくらとやわらか。イチジクって、愛知県が生産量日本一なんですね。初めて知りました。
挽いたコーヒー豆はパラパラとふりかけられている程度なのに、コーヒーのいい香りが漂います。かなり苦めにキャラメリゼされていますが、赤ワインのソースをつけると甘みが増して、味わいに奥行きが広がります。
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前回、濃すぎて、コーヒーに添えられたミルクを入れさせていただいちゃったお紅茶、今回は薄めに入れてくださいました。
こんなところまでちゃんと覚えてくださっていたのが嬉しい。


32歳の爽やかな岸田シェフが生み出す、繊細で上質なお料理。
シェフが大切にされている、「素材」と「火の入れ方」、そして「最高の素材が本来備えている繊細な風味を、最大に引き出すための味付け」を、今回も堪能させていただきました。
sucre_selさんにもかなり気に入っていただけたようで、嬉しいです。
「カンテサンス」ファン、続々と増やし中です(笑)。


「restaurant Quintessence (レストラン カンテサンス)」
東京都港区白金台5-4-7 バルビゾン25 1F
TEL 03-5791-3715(予約専用)
TEL 03-5791-3711(インフォメーション)
Lunch 12:00~15:00(L.O.13:00)
Dinner 18:30~23:00(L.O.20:30)
定休日:日曜中心に月6日ほど、夏季休暇、年末年始


■関連記事:
 白金台 「カンテサンス」 でランチ (07/02)
 白金台 「カンテサンス」 でランチ No.2 (07/04)
by camille_31 | 2007-05-27 01:12 |  FRENCH
白金台 「カンテサンス」 でランチ No.2
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ずっとずっと行きたいと思っていて、行ったら一度でファンになってしまった「レストラン カンテサンス」
初訪問の記事を見て、行きたいと言ってくださった、meshiさんloveswedenさんと一緒に訪れました。

前回は半分ほどしかテーブルが埋まっていなかったのですが、今回は満席。そのうち予約の取りづらいお店になってしまうのかな~とちょっぴり不安です。
なお、岸田シェフがスーシェフを務めていらしたパリの「L'Astrance(アストランス)」は、今年3つ星に昇格しました。

まずはシャンパンで乾杯した後、今回も、ひとつひとつの素材の持ち味を最大限に引き出した、絶妙な火の入れ加減と味付けに感動しながら、ひとつひとつのお皿を堪能しました。
(メニューのないこのお店のランチは、7皿前後7,350円です。)

人参のスープ
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甘い、甘い、とっても甘~い!
温かい人参のスープは、とても人参だけとは思えない感動的な甘さ。でも何も添加されていないそうです。正真正銘の人参100%!一体どれだけ煮詰めたらこんな色になるのでしょう。
「横から見ると三層に分かれているんですよ」と言われましたが、そのときには既に飲みきっていた私たち。一斉にデジカメの液晶画面を確認しました(笑)。
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層が分かれているの、わかりますか?
大きなスープ皿でいただきたい美味しさでした。

メゾンカイザーのパン
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塩とオリーブ油が主役 山羊乳のヴァヴァロア
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前回感動した、このお店のスペシャリテ。meshiさんとloveswedenさんも絶賛でした。
とろ~りととろける山羊ミルクのババロアに、塩とオリーブオイルの絶妙なバランス。なめらかな美味しさといい、百合根とマカデミアンナッツの食感といい、すべてがすばらしい。ず~っと食べていたいです(笑)。

主役のひとつであるお塩は、ゲランドの塩
とがった塩辛さがなく、甘みさえ感じられる、深い味わいの美味しい塩です。

アーティチョーク 生ウニとホタルイカ
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生のアーティチョークをいただいたのは多分初めて。
奥はホタルイカのワタのソース。
特にインパクトがあるわけでもなく、何かが主張してるわけでもなく。美味しいのですが、このお皿が一番印象が薄かったかな~と。

虹鱒のコンフィ 甘夏と黒オリーブ
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虹鱒ってこんなにやわらかくておいしいものだったんですね。感動です。
虹鱒の上にふられているのは、やはり大粒のゲランドの塩。この塩加減がまたすばらしいんです。
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甘夏とブラックオリーブのソースをつけていただくと、爽やかな味わいに。でもどちらも単独で美味しいので、半分くらい(半分以上?)別々に食べました。
行者にんにくの上の泡状のものは、ロケット(ルッコラ)のソース。

3時間ローストポーク ソースセルフパプリカ
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繊細なお料理が続いたのに、いきなりど~んときて、ビックリ。
前回は3時間かけてローストされた軍鶏をいただきましたが、今回は3時間かけた佐賀県産酵素ポーク。
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やわらかくジューシーで、苦手な脂身さえもあっさりと美味しい。
虹鱒といい、豚といい、火の入れ加減には本当に感動です。

お料理名の「ソースセルフパプリカ」って何だと思います?
手前の乾燥したパプリカを自分で砕いて、ソース代わりにしていただくんです。おもしろいですよね。ポークととてもよく合っていました。片隅にはゲランドの塩も置かれています。
付け合わせは、分葱と、大好きなインカのめざめ。
かなりボリュームがありましたが、あっさりといけちゃいました。

ココカカオ
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見た目はオリーブオイルとバルサミコって感じ。「目玉親父みたい」と言っていたのはloveswedenさん(笑)。
ココナッツムース(ババロア?)の上に、ピスタチオのオイル、そしてカカオ100%かと思われるような苦みの強いチョコレート。一緒に食べるとコーヒーゼリーのような味がします。大人のコーヒーゼリー。

こちらもおもしろくて、ちょっと感動のデザート。
苺のタルト
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まず最初、↑この状態でテーブルに置かれます。
苺とクリームだけのあまりにもシンプルなお皿に目が点になっていると、茶色のソース状のものをサーブされました。
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この茶色の液体、香りもなく、何のソースか全くわかりません。
それまではひとつひとつ丁寧にお料理を説明してくださっていたのに、このときだけは「3つ一緒にお召し上がりください」のみ。

このお店にはメニューがないので、???と思いながら、言われた通り、素直に3つ一緒に口に入れると・・・・・・。

!!!!!  「イチゴタルトの味がしない?」

茶色の液体は、ほんのりと温かい、クッキーを細か~く砕いたようなソース(meshiさんはこれがちょっと苦手なようでしたが)。
で、このソースと白いクリームと苺を一緒に食べると、まさしくイチゴタルトの味なんです。不思議~。
後で教えていただいたメニュー名も正にそのまんまでした(笑)。
美味しいというよりも、不思議さに感動したデザート。
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両隣のテーブルとは、お料理もデザートも違いました。初めて訪れるお客さまには、前回私がいただいたデザートをサーブされることが多いようです。
あの「2度焼いたビスキュイ」は衝撃的ですものね。

初めてのときほどの感動はなかったものの、それぞれの素材の美味しさがピークのときにテーブルに出す、というお料理にはやはり感動を覚えます。
「和」にも通じる繊細なお料理の数々は、フレンチとか和食とか、もはやそういったジャンルに囚われることなく、美味しいものは美味しいと素直に思わせてくれます。
すっかり気に入ってしまったこのお店、近々またランチに伺います(笑)。
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meshiさんとloveswedenさんとの楽しいおしゃべりは尽きなくて、気がついたら16時過ぎ。しかもそのおしゃべりは、場所を移して更に続くのです(笑)。


「restaurant Quintessence (レストラン カンテサンス)」
東京都港区白金台5-4-7 バルビゾン25 1F
TEL 03-5791-3715(予約専用)
TEL 03-5791-3711(インフォメーション)
Lunch 12:00~15:00(L.O.13:00)
Dinner 18:30~23:00(L.O.20:30)
定休日:日曜中心に月6日ほど、夏季休暇、年末年始


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by camille_31 | 2007-05-07 23:37 |  FRENCH
恵比寿 「ジョエル・ロブション」 でランチ No.2 (後編)
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「ジョエル・ロブション」での2度目のランチの続きです。


メインのお肉料理は2種類からのチョイスです。
友人が選んだものは
ドンプ産カイユ ワイルドライスを抱き込みロティに フォワグラ 竹の子
ハーブのサラダと一緒に

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「カイユ」=鶉(うずら)。左側がワイルドライスを詰め込んだ鶉で、小さい骨付き。右側は手羽先とフォアグラ。
あっさりとした鶉にフォアグラを組み合わせるのはフレンチの定番だそう。
ワイルドライスを詰め込んだ部分を一口いただきましたが、お肉がやわらか~い。フォアグラはかなりフレッシュだったようです。

私のチョイス
オーストラリア産仔羊 レモン果汁でブレゼし
皮付きタマネギのロースト、ベーコンとトリュフの香りを添えて

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たっぷりのレモン果汁で蒸し煮された仔羊の肩肉は、臭みも全くなく、やわらかいです。
でも感動したのは、付け合わせのタマネギのほう。タマネギ1枚1枚の間に、ベーコンとトリュフを挟み、皮付きのまま2時間かけてじっくり火を通したというもの。
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口に入れるととろけてしまうほど、ものっすご~くやわらかくて、甘くて、こんなに美味しい玉ネギをいただいたのは初めてです。ベーコンとトリュフとの組み合わせももちろん最高! いただいたお料理の中で、これが一番の感動ものでした。

カフェ グラニテにし、アマレットと合わせて
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ほろ苦いカフェに甘くほろ苦いアーモンド風味のアマレット。大人味のグラニテです。
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パンプルムースとオリーブオイルのクレームを合わせ、
金木犀の香りとフレッシュなミントのソルベを添えて

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「パンプルムース」=グレープフルーツ。
金木犀というと中華というイメージ。フレンチで初めて食べました。ジュレになっていて、グレープフルーツ、オリーブオイル、ミントのソルベが一体となって、とっても爽やかで美味しい。友人はこのお皿が一番気に入ったようです。
空気の入ったガラスの器もステキ。

カフェ又は紅茶とプティフール
友人はコーヒー。
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私はいつも通りお紅茶を。こちらのカップはフツーです(笑)。
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美味しいお料理に大満足。居心地も良くて、気がついたら16時を遙かにまわっていました。
お口直しに、と出してくださったキャンディー。「MERCI」って書いてあります。
かわい~い! 「papabubble(パパブブレ)」(音が出ます)ですよね?
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ランチのコストパフォーマンスはすばらしいと思います。
長居をしてご迷惑でしたでしょうに、帰り際、お店からうれしいおみやげを頂戴しました。 「ラ ブティック ドゥ ジョエル・ロブション」の、クルミとレーズンの入った「パン・ド・カンパーニュ・ノアレザン」。
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お家に帰ってからも幸せ感が続くっていいですね。
「ジョエル・ロブション」として再スタートしてから訪れたのはまだ3度目ですが、お料理、雰囲気、サービス、どれをとっても大好きな、お気に入りのお店です。


「シャトーレストラン ジョエル・ロブション」
東京都目黒区三田1-13-1 恵比寿ガーデンプレイス内
TEL 03-5424-1347
Lunch 11:30~14:30(L.O.)
Dinner 18:00~22:00(L.O.)
定休日:なし


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 恵比寿 「ジョエル・ロブション」 でランチ No.2 (前編) (07/04)
by camille_31 | 2007-04-28 23:51 |  FRENCH
恵比寿 「ジョエル・ロブション」 でランチ No.2 (前編)
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「シャトーレストラン ジョエル・ロブション」で春のランチをいただきました。
ランチに伺うのはこのときから約2年振り。

タイユバン撤退後、2004年12月に「ジョエル・ロブション」として再スタートした当初は、ランチ7,500円、ディナー35,000円の各1コースのみ。アラカルトメニューも一切ありませんでした。
CPのいいランチは人気でも、夜に訪れたときは、私たちを含め、たった2組しかいなくて、これでやっていけるのかしら?と不安になったほど(笑)。
「取り敢えずこれでスタートしましたが、今はまだ様子を見ている状態で、そのうち変わるかもしれません」とおっしゃっていた通り、現在は、ランチのコースが7,500円、12,000円、35,000円、ディナーが22,000円、35,000円と選択肢が増え、もちろんアラカルトメニューもあります。

休日のランチは満席。
写真はほとんどのお客さまが帰られた後で。
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壁面に埋め込まれているのはスワロフスキーのクリスタル、シャンデリアはバカラだそう。
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満席でも、テーブルの間隔がゆったりと取られているので、他のお客さまの会話が気になることもなく、シャンパンゴールドに包まれた豪華でエレガントなダイニングで、7,500円のお料理を堪能しました。
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アミューズ・ブーシュ
フォアグラのフラン 赤ワインのソース りんごのコンポート 
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最初のアミューズって重要ですよね。アミューズが美味しいと、次からのお料理に期待が膨らみます。

パン
最初に出されるプチバゲットはスペシャリテ。
オリーブオイルの他にバターも置いてあります。
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その後、ワゴンで20種類近くのパンが運ばれてきます。1籠分写しきれなかったのですが、バゲットだけでも5、6種類。とても覚えきれません(笑)。
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食べてみたいものはたくさんあったのですが、これから続くお料理に備え、岩塩の入ったパン1種類のみいただきました。

沖縄産長寿豚 白いんげん豆とのテリーヌ、冷製“カスレ”仕立てに
現代風ソースグリビッシュ添え

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ぎっしりと具が詰まったテリーヌは、意外にあっさり。マヨネーズ状のソースにマスタードを加えたグリビッシュソースとよく合います。
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富山湾直送ホタルイカ ソテーし、サフランの香るリゾットに乗せ、
菜の花をあしらって

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リゾットやパスタは、最近フレンチでもよく見かけますね。
さっぱりとしながらもコクがあり、お米もバッチリアルデンテ。美味し~い。
感動したのはホタルイカ。こんなにふっくらとやわらかいホタルイカをいただいたのは初めてです。

アトランティックサーモン 軽くスモークしてからゆっくりとコンフィに
新グリーンピースのナージュ、ジンジャー風味と共に

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サーモンは、桜のチップで軽く燻製してあります。火の入れ方は2種類。上のサーモンはよく火が通って皮もパリパリ、下のほうはとってもやわらかくてまるでとろけるような食感でした。一番美味しいと言われる皮の部分のみ別添えされているのも嬉しい。
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グリンピースのブイヨンもとっても美味しくて、サーモンとの相性もステキ。
春らしく、やさしいお味です。


メインのお料理から(後編)に続きます。


「シャトーレストラン ジョエル・ロブション」
東京都目黒区三田1-13-1 恵比寿ガーデンプレイス内
TEL 03-5424-1347
Lunch 11:30~14:30(L.O.)
Dinner 18:00~22:00(L.O.)
定休日:なし


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by camille_31 | 2007-04-24 23:32 |  FRENCH