ポルトガル紀行:5日目(8/25) オビドス
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5日目はまず、ナザレの南、バスで約50分程のところにある城壁の町「オビドス」へ。
この旅行で、私の一番のお気に入りとなった町です。
「谷間の真珠」と呼ばれる絵のようにかわいらしいこの町は、城壁に囲まれた人口わずか800人程のとても小さな町。

町の入口
ポルタ・ダ・ヴィラ
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イスラム時代に造られたメインゲート。
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敵の侵入を防ぐため、二重のジグザグ構造になっています。内側のアズレージョは18世紀のものだそう。

まず、メインゲートを町の突き当たりまで行ってから、ゆっくり戻ってきました。
町の突き当たりにある
ポサーダ・ド・カステロ
逆光でごめんなさい。
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覚えていらっしゃいますか? 「ポサーダ」は、国営のホテルです。
カステロ=城。15世紀のお城を改装したポサーダで、わずか9室しかないそうです。
これは裏側からの写真です。

ポサーダ脇から城壁の上へ登りました。
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町を囲む全長1.5kmの城壁には、全部で5ヵ所、上に上がる階段があります。
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町が城壁でぐるりと囲まれている様子がわかります。ここに800人も住んでいるの?と思うほど、とても小さな町。
城壁の上を歩いて一周したかったのですが、40分程かかるということで、断念。ツアーの悲しいところです。
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ポサーダ・ド・カステロの正面入口。
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裏側からしか撮影できなかった理由がわかっていただけるのではないかと。
お城前の広場が全くないので、正面から全景を見ることができません。

こちらも逆光で見づらいのですが、
サンタ・マリア広場に建つペロリーニョとサンタ・マリア教会
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手前に建っているのがペロリーニョ。罪人のさらし柱です。
15世紀、罪人は見せしめのために、籠に入れられ、ここに吊り下げられたそう。
写真ではちょっとわからないのですが、吊り下げたときの金属の輪の跡が柱に残っています(中央の輪より下の、色が変わっている部分)。

サンタ・マリア教会
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1444年に10歳のアフォンソ5世が、わずか8歳のいとこイザベラと結婚式を挙げた教会。
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壁を覆い尽くす17世紀のアズレージョが美しいです。
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小さなおみやげ屋さんが並ぶ、町のメインストリート。
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町に着いたときには雲が立ちこめていたのに、いつの間にかこの日も綺麗な青空に。
このメインストリートの突き当たりに、先程のポサーダ・ド・カステロが建っています。
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この町の特産は、「ジンジャ(Ginja)」と呼ばれるサクランボを漬け込んだ果実酒。
アルコール度数は18~20%。試飲はできなかったのですが、大きな瓶から小さな瓶まで、デザインもいろいろあって、おみやげにかわいらしい小さな瓶を何本も買いました。もちろん自分用にも1本。でもまだ飲んでいないので、味はわかりません(笑)。

町の入口まで戻って、メインゲート「ポルタ・ダ・ヴィラ」の脇から城壁に登りました。
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向こう側に見えるのが、ポサーダ・ド・カステロと最初に登った城壁。
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この町に限らず、ポルトガルではどこも屋根がオレンジ色に統一されているので、上から見下ろすと美しいです。
屋根の色は、都市によって条例で決められていたり、規則はなくても自主的にオレンジに統一したりしているそう。


オビドスは本当にかわいらしい町。
ポルトガルは大きな都市より小さな町のほうが魅力的だと言われていますが、今回訪れた中ではこの町が一番好き。今度訪れたら、ポサーダでゆっくりお茶してみたいです。
観光客の方がたくさんいらっしゃったのですが、何度もポルトガルを訪れている添乗員さんのお話によると、ここで日本人観光客に出会ったことは一度もないとか。あまりツアーに組み込まれないところなのかもしれませんね。
by camille_31 | 2006-12-22 00:26 |  ポルトガルとグルメ
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