南青山 「ランベリー」 でランチ (前編)
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名店と謳われた銀座の「オストラル」。一度行きたいと思っていたのに、いつのまにか閉店(倒産)されていて、ショックを受けていたら、「こんなもん食べた!あんなもん飲んだ!」のpicot-picotさんが、こちら(前編)こちら(後編)の記事で、「オストラル」で腕を振るわれていた岸本直人シェフ が、昨年11月25日に、南青山に新しくお店をオープンされていたことを教えてくださいました。
picot-picotさんの記事を読んで、今すぐにでも行きたい!と思った私。
それから3ヶ月、ようやく伺うことができました。

お店の名は、フランス語で「人を美しくする」という意味を持つ「L'Embellir (ランベリー)」
「“素材が育ったテロワール(気候・風土)を最大限生かした料理” をコンセプトに、お越しいただいた皆様が美味しい料理とワインと共に、楽しいひとときをお過ごし頂けるレストランを目指しております」とのこと。
ご一緒していただいたのは、MAKIMIさんGLOBEさん、そして友人Tちゃん。
想像していたとおり、期待していたとおりのステキなお店、おいしいお料理に大満足のひとときでした。

HPには「表参道駅より徒歩5分」と書かれていますが、10分近くかかると思います。
お店の入口は1階、そこから地下に下るのですが、1階までの2フロア分が吹き抜けになった、明るく開放的で爽やかな空間です。
他のお客さまが揃われる前に、店内の様子を撮影させていただきました。
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奥のテーブルからは、キッチンの様子を垣間見ることができます。
こちらは反対側に向かって、鏡越しの撮影。
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天井から吊り下がる光のポールが美しいです。
その後、40席ほどの店内は満席になりました。

ランチは、プリフィクスコースの4,410円と、デギュスタシオン(シェフのおまかせ)6,825円の2種類。
ディナーはアラカルトが主体で、コース料理は15,750円の1種類のみです。
(→追記:その後メニューが変わっています。)
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メニューはすご~く変わっていて、何と透明アクリル板!
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一人ずつ目の前に立ててくださいます。
スタイリッシュで美しい。変わっていて面白い。けど、ちょっと見づらいです^^;

どちらのコースも全体的なボリュームは変わらないそうですが、お料理の説明をお聞きして6,825円のデギュスタシオンのお料理に惹かれた私たちは、揃ってそちらをいただくことに。

パン
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最初に運ばれてきたのはパン。
このパンが香りがよくてもっちりとしておいしいんです。かなり気に入っちゃいました。
何でも、イタリア人の方が毎朝運んでくるデュラムセモリナ粉で作られているとか。市販されていないのが残念です。

バターは海塩入り(左)と無塩(右)の2種類。
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有塩のほうには、大粒の海塩が入っています。このバターもお気に入り。

殻つきウニとホワイトアスパラガスのクリーム
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最初のご説明では「ホワイトアスパラガスのスープ」としかおっしゃっていなかったので、まさかこんな形で運ばれてくるとは・・・。嬉しい驚きです。
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とてもなめらかなホワイトアスパラのスープだけでも美味しいのに、中には北海道厚岸(あっけし)産のウニとオマール海老が隠れています。

フォワグラのポワレ、白インゲン豆のミジョテ、ヴィネガー風味“アンフィクレス”
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「アンフィクレス」って、パリの2つ星レストラン(今は星なし?)の店名ですよね? 岸本シェフも修行をされていた時期があるのでしょうか。
フォアグラが苦手な私のために、事前に、丁寧に調理法を説明して、食べられるかどうか確認をしてくださいました。
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もう、全然OK!(って厳格な父に怒られそうな日本語です。笑)
てか、このサイズなら苦手でも大丈夫でしょう(笑)。
私はフォアグラのあのぐにょっとした食感と味が苦手なのですが、程よくポワレされていて、ホワイトヴィネガーの酸味ともよく合い、おいしくいただけました。
じっくりと煮込まれた白インゲン豆もおいしい。


長くなってしまったので、お魚料理から(後編)に続きます。


「La cuisine Française L'Embellir (ランベリー)」
東京都港区南青山4-17-33
TEL 03-3423-0131/0120-791-039
Lunch 木~土・祝 11:30~14:00(L.O.)
Dinner 月~土・祝 18:00~21:30(L.O.)
定休日:日、第1・第2月
※ 2010年6月に移転しています。詳細はHPをご覧ください。


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by camille_31 | 2007-06-08 00:29 |  FRENCH
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