6日目(8/27):クロアチア ドブロヴニク(2)
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美しい旧市街の街並みを目に焼き付けた後、いったんホテルまで戻ってバスを降り、徒歩で旧市街を散策しました。


ホテルから旧市街の入口まではほんの数分。
最初に見えてきたのは、旧市街へのメインゲートそばにある、
ロヴリィエナッツ要塞
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堅固な要塞は、14~16世紀にかけて何度も修復され、町を守ってきました。
壁の最も厚い部分は6mもあるそう。
自由と独立を保ち続けたドブロヴニク。砦の壁には、ラテン語で、「どんな黄金との引き換えであっても、自由を売り渡してはならない」と書かれた銘文が残っているそうです。

こちらは、旧市街城壁にある
ボカール要塞
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旧市街の入口「ピレ門」を外敵から守る砦。15世紀に造られました。
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こちらも城壁の一部
ミンチェタ要塞
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この上から眺める旧市街が絶景だそう。


そして、旧市街へのメインゲート
ピレ門
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14~16世紀にかけて造られた門の上には、町の守護聖人である聖ヴラホの像があります。
この門から先は車の乗り入れが禁止。


ピレ門をくぐると、メインストリートの「プラツァ通り」が300m先の時計塔まで真っ直ぐのびています。
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前日の夜に訪れたときもすごい人でしたが、朝もやっぱり観光客がいっぱい。
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ドブロヴニクは、城壁内ですべてが完結するように、計画されて作られた都市。
旧市街に入ってすぐにある「オノフリオの噴水」(写真を撮りそびれました)は、1438年に、町の背後にそびえるスルジ山の泉から水を引いて作られました。
この噴水(手洗い&水飲み場)は今でも綺麗な水をたたえていて、直接飲んだり、ペットボトルに水を入れている観光客がたくさんいました。

上下水道も完備され、公衆衛生も見事に整備、清掃は市が管理していたそうです。
孤児院などの福祉施設も充実し、14~15世紀にかけて建てられたフランシスコ会修道院には、ヨーロッパで3番目に古い、1317年創業の薬局があります。
これらの背景には、貿易で利益をあげた商人たちが、その富を独占することなく、町のために使ったことにあるそうです。
また、学問や芸術を振興し、美術学校や造船所、新聞社なども作られました。ヨーロッパ各地に出かけていった貴族たちが最先端の文化を持ち帰ることで、さらに町は洗練されていったそうです。


プラツァ通りを挟み、写真を撮りそびれた「オノフリオの噴水」の向かいにある小さな教会
救世主教会(聖サヴィオール教会)
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現在はコンサートホールとして使われているそうです。
この教会の脇に、城壁に登る階段があります。


救世主教会の隣に建つのは、
フランシスコ会修道院
2枚上、3枚上の写真に写っている、左側の建物です。
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壁画に描かれているのは、イタリアのアッシジ出身で、フランシスコ修道士会の開祖として知られる聖フランチェスコの生涯。損傷が激しいのが残念です。
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中庭を囲む、14世紀のロマネスク様式の美しい回廊。
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14~15世紀に建てられた修道院は、1667年の大地震(5,000人以上の市民が亡くなったそうです)により建て直されましたが、この回廊と中庭は、14世紀当時のままだそうです。
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細くて繊細な柱が2本ずつ、計120本。
柱頭部分には、ひとつずつ異なる動物や植物、人間の顔などが彫られています。
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中庭には、15世紀から使われている井戸があります。
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この向こう側が、1317年に創業した、ヨーロッパで3番目に古い薬局。
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現在も営業しています!
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20,000個以上の薬壺や、薬を調合する道具や秤、ラテン語で書かれた処方箋などが保存された、薬学博物館もあります。残念ながら撮影は禁止。

修道院内には、独立戦争の際に打ち込まれた砲弾跡がそのまま残されていました。
つらい過去を忘れない、大切なことですね。
by camille_31 | 2008-09-10 22:53 |  クロアチア・スロヴェニア
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