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4日目(8/25):クロアチア 古都「トロギール」(1)
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古都「トロギール」は、クロアチア最大の港町「スプリット」の西約27km、本土とチオヴォ島の間の狭い海峡に浮かぶ、とても小さな島です。
島ですが、本土とチオヴォ島とは、それぞれ橋で結ばれています。
中世の面影をそのまま残す町は、ユネスコの世界遺産に登録されています。

歩いて20分ぐらいで一周できてしまうほど小さな島ですが、周囲は城壁で囲まれ、城、教会、要塞、多数の塔など、ロマネスクからゴシック、ルネッサンス、バロックといった様々な時代の建物が残されています。
ロマネスク=ゴシック建築群は、アドリア海沿岸のみならず、中欧でも最も保存状態がよいのだとか。

町の始まりは、紀元前3世紀のギリシャ人植民都市。
クロアチア王国へ臣従するようになったのは9世紀。
11世紀には司教区ができ、ハンガリー王およびクロアチア王の支配下に入るも、自治権を持つ都市として繁栄しました。その後1420年から1797年までヴェネツィア、19世紀にはハプスブルク家に支配されました。

本土から橋を渡ると「トロギール」。北門です。
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旧市街を囲む城壁は、15世紀、ヴェネツィア統治下で造られたもの。この門はさらに17世紀に再建。上にある像は町の守護聖人だそうです。

反対側(城壁の内側)から見るとこんな感じ。
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まずは、一番の見どころから。
聖ロヴロ大聖堂
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大聖堂の建立は9世紀。クロアチアを代表する教会だそう。
教会が面した道路や中央広場が狭いので、全体を撮すことができませんでした。

鐘楼の建造は15~16世紀。
下からロマネスク様式、ゴシック様式、ルネッサンス様式の窓。
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正面扉の彫刻は、1240年、ダルマティア地方(=アドリア海南部)の巨匠ラドヴァンによるもの。
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両脇には、ライオンに乗ったアダムとイヴの像が彫られています。クロアチアの宗教美術を代表する傑作だそうです。

天井から吊られた十字架は1440年頃のものだそう。
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大聖堂の横は中央広場。広場に面して、市庁舎と時計塔が建っています。
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市庁舎
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15世紀の建物だそう。
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時計塔
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中央広場からそのまま狭い路地を通っていくと、
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あっという間に南門です。
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by camille_31 | 2008-03-17 23:16 |  クロアチア・スロヴェニア
4日目(8/25):クロアチア ランチ~アドリア海へ
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大感動のプリトヴィッツェ湖群国立公園の観光((1)(2)(3)(4))を終えた後は、昼食。
朝早く荷物をまとめて公園内のホテルを出発したというのに、ランチはまた同じホテルのダイニングででした。何となく損した気分(笑)。

野菜スープ、ローストチキンとローストポーク、サラダ、チョコレートケーキ。
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公園内のホテルですから、お料理に期待をしてはいけません(笑)。


ランチの後は、いよいよ紺碧のアドリア海へと向かい、アドリア海沿岸を南下します。
プリトヴィッツェからアドリア海最大の港町「スプリット」まではバスで4時間ほど。
途中、世界遺産の古都「トロギール」に立ち寄ります。

が、その前に、休憩で立ち寄った「クルカ国立公園」の写真を。と言っても、上からクルカ川を撮影しただけですが。
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カルスト渓谷にあるクルカ川は、アドリア海に出るまでにいくつもの湖や滝や急流をつくっています。
国立公園の総面積は142k㎡。地元民が愛する国立公園だそう。
私が持っているガイドブックにはこの公園についての記載がないのですが、行かれた方の旅行記を拝見したら、プリトヴィッツェよりも水の透明度は劣るながらも、低めの滝は水量があって、湖水浴場もあり、地元の方々がとても気持ちよさそうに水に入っていました。
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このとき、既に16時を過ぎていたのですが、道路に設置された温度計を見たら、35.5℃。
東京よりも涼しいと思って来たのに・・・、暑すぎる~!
ガイドブックやネットなどの情報によると、クロアチアの平均気温は、他のヨーロッパ諸国と同様、年間を通じて東京よりも低くなっています。
でも今は、世界的な異常気象。ガイドブックなどの情報が役に立ったのは、どこも6、7年前までだそうです。
この日はまだ、紺碧の海をずぅ~っと見ながら走り続けるなんて最高!と思っていたのですが・・・、翌日の炎天下のアドリア海南下の旅は、過酷なドライブとなりました。
by camille_31 | 2008-03-14 23:57 |  クロアチア・スロヴェニア
4日目(8/25):クロアチア プリトヴィッツェ湖群国立公園(4)
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最も落差が大きい滝は、森の中を縫うように蛇行しながら流れるプリトヴィッツェ川とコラナ川が合流する地点にある滝。
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落差は78m。
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ヨーロッパでは珍しいダイナミックな瀑布、とのことですが、ちょっと淋しい気が・・・(笑)。
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この滝は、遠くから見た方がその落差が実感できます。その写真は後程。
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プリトヴィッツェ湖群国立公園の最大の見所は、階段状に折り重なるように並ぶ湖と、それを結ぶ滝の芸術的な美しさ。
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パンフレットに載っていた写真は、幻想的な色の水を湛えた湖が、豊かな森林に囲まれて、階段状に6つ並んでいました。
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でも、私のカメラでは、全然入りきらな~い(号泣)。
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湖の向こう側、大勢の人が歩いているの、わかりますか?
私たちも先程あそこを歩いていました。
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先程、「淋しい気が・・・」と書いた、一番落差のある滝、遠くから見ると迫力ありますね。
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「すご~い!」「綺麗~!」「美し~い!」「感動!」と連発しながら、横ばかり見下ろして歩いていましたが、ふと立ち止まって後ろを振り向いたら・・・。
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同じ湖なのに、色が違う!
横から見下ろすのと、後方を振り返って見るのとでは、色が違って見えるなんて、なんて神秘的なんでしょう。
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プリトヴィッチェは石灰岩の土地にあり、水は高濃度の炭酸カルシウムを含んでいます。その成分が堆積して川の水を段々と堰き止めていったために、棚田のような独特の地形が生み出されたそうです。
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クロアチアの旅行シーズンは6~9月。
雨の降らない夏場は、水量が減るため、湖のブルーやグリーンの濃度が濃くなるそうです。

大大大感動のプリトヴィッツェ湖群国立公園。
幻想的な湖の色、森と湖が織りなす美しいコントラスト、湖の間を流れ落ちる滝。長い時間をかけて自然が造り上げた景観は、圧倒的な美しさです。
こんなステキなところに3時間ほどしかいられなかったなんて、信じられない!
いつかゆっくりと、1日か2日かけて、時間とともに移り変わる感動的な景観を堪能してみたいです。もちろんデジイチを首からぶら下げて(笑)。


★プリトヴィッツェ湖群国立公園 (1) (2) (3)
by camille_31 | 2008-02-27 23:57 |  クロアチア・スロヴェニア
4日目(8/25):クロアチア プリトヴィッツェ湖群国立公園(3)
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遊覧船を下りたところ(P3)でちょっと休憩。
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ここでは簡単な食事を取ることもできて、1日かけてハイキングやネイチャーウォッチングを楽しむ人たちは、ここでお昼を食べるんだろうな~と羨ましく思ったり。
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こんなところで時間を気にせずのんびりしたいな~と思ったり。

15分程の短い休憩の後、LOWER LAKESに向かって、散策開始です。
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92もの滝、って、数えるの、大変だったでしょうね。
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by camille_31 | 2008-02-25 23:37 |  クロアチア・スロヴェニア
4日目(8/25):クロアチア プリトヴィッツェ湖群国立公園(2)
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こんな景色を眺めながら歩くのはとっても気持ちがいいです。
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湖ひとつひとつ色が違います。
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同じ湖でも、見る角度によって、陽の当たり方、光の加減によって、写り込む木々や森の色によって、色が違って見えます。
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湖面がまるで鏡のよう。
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湖や滝のそばはもちろん、森の中のハイキングコースを歩くのも楽しい。
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200k㎡もの広大な面積の大部分を覆う森林には、クマやオオカミ、多種の鳥類など、たくさんの野生動物が生息しているそうです。
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この公園で一番大きな湖が見えてきました。
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環境保護のため、遊覧船は電動式。
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私たちも、この遊覧船に乗って湖を渡ります。すごい人ですね^^;
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遊覧船乗り場に立つ看板には、ちゃんと日本語表記もありました。
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現在地は、黄色の吹き出しが指している「P2」。指差す人が多いのか、剥げちゃってますけど(笑)。ここから右斜め上の「P3」へ渡ります。
ちなみに、「P」は遊覧船乗り場、「ST」はバスの停留所。
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「上湖」「下湖」という日本語はちょっとおかしい気が・・・。「UPPER LAKES」「LOWER LAKES」のほうがよっぽどわかりやすい(笑)。
正しくは、「上流部の湖群」「下流部の湖群」でしょうね。
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遊覧船はたくさん出ていて、数分待っただけで乗れました。
出発前の遊覧船の周りには、水鳥やお魚が気持ちよさそうに泳いでいます。
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カルガモ?
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ゆったりと進む遊覧船は気持ちがい~い。
船の中からも、湖の写真をたくさん撮ってしまいました。
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だって、こんな色、撮りたくなりますよね~?
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湖面だけ、というのも撮ってみました(笑)。
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この湖の水深は51mだそうです。
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まるでプールみたいな色。
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by camille_31 | 2008-02-23 23:37 |  クロアチア・スロヴェニア
4日目(8/25):クロアチア プリトヴィッツェ湖群国立公園(1)
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4日目は、いよいよ世界遺産「プリトヴィッツェ湖群国立公園」の観光です。
実は今回の旅行を決めたのは、パンフレットで、プリトヴィッツェ湖群国立公園の夢のように美しい写真を見たのが始まり。
それまでクロアチアのことを全く知らなかったのですが、
こんなに美しい風景がこの世にあるなんて・・・。絶対見に行きた~い!
と思ったのが始まりでした。

ガイドブックやパンフレットの写真ばかりで、TVの特集番組など、動く映像として「プリトヴィッツェ湖群国立公園」を見たことがなかった私は、自然が織りなすすばらしい景観に大感動!
が、いざ撮影しようとすると、目に入る風景のほんの何分の1しかレンズに収まらない。
コンデジで壮大な景色を撮すのは不可能だということを思い知らされました。
約2時間半のハイキングで120枚ほど撮影したのですが、撮影してきたものを見てガッカリ。泣きたくなりました。ぐすん・・・。
実際にはこの100倍くらい壮大で美しいのだと、想像力を働かせて見てくださいね(笑)。


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「プリトヴィッツェ湖群国立公園」(プリトヴィチェ湖群国立公園)は、ユネスコ世界遺産に登録されている、世界的に貴重な景勝地です。
約200k㎡の広大な敷地に、階段状にある大小16の湖とその間を流れ落ちる92もの滝。
そのすばらしい景観は、見る者を感動させずにはいられません。

1949年に国立公園に指定、1979年に世界遺産に登録されましたが、1991年のクロアチア独立戦争の際に起きたセルビア側との紛争で、一時セルビア側の管理下に置かれました。
1995年にクロアチアに返還されましたが、戦災による被害は大きく、一時は「危機にさらされている世界遺産リスト」(危機遺産)に登録され、緊急保護措置が必要な状態にまでなりました。
その後クロアチア政府をはじめとする国民の努力により、1997年12月にそのリストから外され、現在では、幻想的で美しい湖群の姿を取り戻しています。

広大な面積を誇るこの国立公園を全部見て回るには、3日は必要だそうです。
私たちはその半分ほどを、公園ガイドさんとともにハイキングや湖上遊覧で楽しみました。
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園内にはバスと遊覧船が運行しており、それぞれのポイントから歩いて1時間コースや3時間コースと、マップに従って歩いて楽しむことができるようになっています。

まずは、公園入口からバスに乗りました。
ベンツのエコロジーバスは、各国から訪れた人で満員(このバス、全部繋がっています)。
車内から窓ガラス越しに写したのでちょっとボケていますが・・・。
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年間80万人以上が訪れるそうですが、今年(2007年)はもっと多くなりそう、とのことでした。
途中でバスを降りて、ハイキング開始。
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歩き始めて、最初に見えてきた湖はこちら。森と湖のグリーンが美しい。
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最初に見た滝はこちら。
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水がきれ~~い。底まで見えます。
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お魚がいっぱい。ブレッド湖でもたくさん泳いでいた、マスです。
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水鳥もたくさんいました。
こちらの滝は
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落差が6mだそう。
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滝よりも、湖の美しさ、水の透明度に目を奪われます。
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倒木や岩、藻が手に取るように見えます。
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こちらは落差18m。
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でも、やっぱり気になるのは、手前の湖。
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まるで入浴剤を溶かし込んだような色!
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こちらでもマスが泳いでいますが、どうしたらこんな色になるのでしょう?
by camille_31 | 2008-02-20 23:52 |  クロアチア・スロヴェニア
3日目(8/24):スロヴェニア ランチ~クロアチアへ
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「ポストイナ鍾乳洞」の見学を終えたのは13時半。すぐ横にあるレストランで、ランチをいただきました。
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中はガラガラ(笑)。外のテラス席で食事をしている人のほうが多かったです。
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見た目通りのお料理なので、詳細は抜きで。
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左上に写っているブルーの瓶は、この旅行中によく飲んだカシス(ブラックカラント/スロヴェニア語でcrni ribez、クロアチア語でcrni ribiz)のジュース。
オレンジジュースは、大抵果汁が10~20%程度しか入っていなくて(少なすぎ!)水っぽく、ピーチはネクターみたいだったんです。
カシスジュースは果汁100%。甘すぎず、美味しかったので、ジュースのときはいつもこれでした。
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食事を終えた後は、いよいよ、クロアチアへ向かいます。
この日宿泊するのは、世界遺産になっている「プリトヴィッツェ湖群国立公園」内のホテル。
バスで4時間ほどの距離です。

途中、クロアチア通貨へ両替をしました。
1991年6月25日、スロヴェニアと同時に旧ユーゴスラビアから独立したクロアチアですが、いまだにEUへの加盟がはたされておらず、従ってユーロも導入されていません。
通貨単位はクロアチア・クーナ(Kn)。1Kn≒22.75円(2007年8月現在)。

こちらは、途中、休憩をしたところで、TOPの写真と同じ、18:15に撮したもの。
場所も、何故この写真を撮そうと思ったのかも、よく覚えていません^^;
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夏のヨーロッパは陽が沈むのが遅いので、とても明るかったはずなんですが・・・。

ホテルに到着したのは19時過ぎ。お夕食はホテル内のレストランでいただきました。
マッシュルームのスープ、ターキー、オレンジケーキ。
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明日はいよいよ「プリトヴィッツェ湖群国立公園」の観光です。
by camille_31 | 2008-01-30 23:52 |  クロアチア・スロヴェニア
3日目(8/24):スロヴェニア ポストイナ鍾乳洞
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ブレッド湖を堪能((1)(2)(3))した後は、ヨーロッパ最大規模の「ポストイナ鍾乳洞」へ向かいました。

クロアチアへと続くスロヴェニアの内陸部は、石灰岩からなるカルスト地形。そのため、スロヴェニアには、何と6,000を超える鍾乳洞があります。
そもそも、この「カルスト」という地理用語、クロアチア国境に近い都市、クラス(Kras、ドイツ語名「カルスト」)が語源なのだそう。
代表的な鍾乳洞は、「シュコツィアン鍾乳洞」と「ポストイナ鍾乳洞」。前者は世界遺産になっていますが、「ポストイナ鍾乳洞」のほうが規模が大きく見応えがあるようで、はるかに観光開発が進んでおり、訪れる人も圧倒的に多いそうです。
このときもかなりの数の大型バスが止まっていました。
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JAMA=鍾乳洞。
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ポストイナ鍾乳洞は、全長27km。中は7層になっていて、世界第3位(2位という情報も)、ヨーロッパ第1位の規模だそうです。
そのうち、現在公開されているのは5.2km。

鍾乳洞の観光は、ガイド付きツアーのみです。
5~9月は、9~18時まで毎正時の出発で、1時間半かけて内部を見学します。

鍾乳洞の入口。ちょっとわくわくしてきます。
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入口を入ると、まず、2km程の距離をトロッコ列車に乗ります。
このトロッコがスリル満点! かなりのスピードで走ります。まるでジェットコースターみたい。
というのは大袈裟ですが(笑)、それでもビックリするほどのスピードです。頭上には様々な形の鍾乳石が垂れ下がっていて、迫力満点。
しかも、急カーブや、天井や壁がギリギリのところもスピードを落とさずに通り過ぎるので、身を乗り出したら、大ケガします。というか、死ぬかも。日本じゃ絶対にありえない!!
めちゃめちゃ楽しかったのですが、内部の気温は常に8度(今の時期だとそんなに寒いように思えませんが、行ったのは真夏ですから。笑)。着込んでいったのですが、猛スピードなので、寒い、寒い。

トロッコを降りると、英語、スロヴェニア語、ドイツ語、イタリア語、フランス語(多分)・・・、と何ヶ国語にも分かれて、徒歩でのツアーが始まります。どこも何十人という規模。すごい人でした。
私たちは英語の団体へ(イヤホンガイドで添乗員さんがすべて訳してくださいました)。日本人観光客はまだ少ないので、日本語でのツアーができるのはずっと先でしょうね。

内部は撮影禁止。入口にもチケットにも書かれており、最初に説明もあったのに、ほとんど全員と言っていいほど、みんなフレッシュをたいてバンバン撮っています。
で、私も便乗して、フラッシュをたかずに何枚か・・・(ごめんなさい)。

ここが出発地点。何層にも分かれているのがここからもわかります。
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内部は想像以上のスケールでした。こんなにも足元が整備されている鍾乳洞も初めて。
ポイントで立ち止まっては、ガイドさんが詳しい説明をしてくださいます。
白のホール、赤のホール、スパゲッティ・ホール、ロシア橋・・・。
「スパゲッティ・ホール」には、天井から無数の細長~い管状鍾乳石が垂れ下がっています。日本だったら、「そば」とか「そうめん」とか?(笑)
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100人ほど入っているはずなのですが、とにかく広いので、他の言語グループは全く気になりません。
照明は、観光時にのみ点けられるようです。
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鍾乳石や石筍にも、様々な色や形があっておもしろいです。つけられた名前は、ソフトクリームや巨大ローソク、カメ、ブリリアント(輝き)など。カーテンのように薄く垂れ下がり、向こうが透けて見えるものもありました。
鍾乳石、石筍の成長速度は、10年で0.1mm程度だそう。
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再度、「撮影禁止です」と言われてカメラはしまいましたが、最後まで撮り続けている人、かなりいました。(私の写真は、徒歩観光最初の5分間に撮影したものです。)

この鍾乳洞には、「Proteus Anguinus」、別名「Human Fish(類人魚)」という、目が完全に退化し、色素がない両生類が生息しています。
ディナール山脈のカルストを流れる地下水にのみ生息する生物。
ツアーの最後のほうに見ました。観察のために特別に捕獲が許可されたものが、大きい水槽の中に数匹。イモリの胴体をびよ~んと引き伸ばして、手足をもっと短くし、透き通るように白くしたような感じ。全く動きません。
ガイドさんのお話によると、10年以上何も食べずに、100年くらい生きるのだとか。(現地でいただいたパンフには「1年近く何も食べなくても生きていける」と書いてありますが・・・。)
真っ暗な洞窟の中に棲んでいるので、目が退化したのだそう。もちろん撮影も禁止。
極めて希少類のため、2ヶ月ごとに元の自然の環境に戻し、新しく捕獲した個体と入れ替えるそうです。

ツアーの最後は、唯一撮影が許可されている「コンサート・ホール」。
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高さ40m、面積300㎡。1万人を収容でき、実際に時折クラシックコンサートが開催されるそうです。音響効果抜群でしょうね。
写真で広さが全く感じられないのは、大勢の人が、みんなして、他の人が入らないよう前へ前へと進んでカメラを構えたため(笑)。

想像していた以上に楽しめました。
でも一番楽しかったのはトロッコ列車かも(笑)。

コンサート・ホールのそばにトロッコの駅があります。
次のトロッコに乗り遅れると、寒い中1時間待たなくてはならないので、お手洗いに行く人は猛ダッシュしていました(笑)。
by camille_31 | 2008-01-26 23:57 |  クロアチア・スロヴェニア
3日目(8/24):スロヴェニア アルプスの瞳「ブレッド湖」(3) ブレッド城
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標高665m、湖面から100mの断崖の上に建つブレッド城へは、途中でバスを降りて、徒歩で急な坂を登ります。
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振り返ったら、湖が見えてきてわくわく。
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ブレッド城は、1階部分はロマネスク様式の壁とゴシック様式の棟で囲まれ、2階部分は、礼拝堂や邸宅になっているそう。現在は、博物館やレストラン、活版印刷の店などになっています。
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一応お城の写真も撮りましたが(笑)、ここでのメインはやはり景色。
ブレッド湖と周辺の景色が一望でき、その眺めは圧巻です!
残念ながら、私のコンデジでは湖全景を撮影することはできないので、同じ場所で、左手から右手方向へ順に写真を撮ってみました。
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湖畔に建つホテル群が見えます。
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11のホテルとショッピングセンター、銀行、郵便局など。私たちが滞在したホテルもこの中にあります。
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日差しの関係で、全体的にぼう~っとした色合いになってしまっています・・・。
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下の写真の右端に写っているのが、恐らく「ホテル・ヴィラ・ブレッド」。
真ん中のグリーンの左側、ちょっと入り江になって隠れている部分に、先程利用したボート乗り場があります。
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そして、とても小さなブレッド島。
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湖にポツンと浮かぶ小島は、上から見下ろしたほうがそのかわいらしさが際立ちます。
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光の加減によって、湖の色がブルーに見えたり、グリーンに見えたり・・・。
あまりにも美しくてため息が出ました。
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広角レンズがあれば・・・と切実に思った時間でした。
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ちなみに、真下は・・・、現地でいただいた地図によると、スイミングエリアだそう。
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海外に行くと、国旗が掲げられているのをよく見ますよね。自国の国旗に誇り&愛着を持っているのが伝わってきます。
右から、EU、スロヴェニア、そしてブレッド市の旗。
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上から見下ろすブレッド島はとてもかわいらしくて、同じ構図で何枚も撮ってしまいました。
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気がついたら、このブレッド城で50枚以上。
写真では(私のコンデジでは)、「アルプスの瞳」と呼ばれる美しさが、10分の1も表現できていなくて、悲しいです・・・。


スロヴェニアが誇るブレッド湖を堪能した後は、ヨーロッパ最大規模の「ポストイナ鍾乳洞」へ向かいます。
by camille_31 | 2007-12-18 00:07 |  クロアチア・スロヴェニア
3日目(8/24):スロヴェニア アルプスの瞳「ブレッド湖」(2) ブレッド島
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98段の階段を登るとすぐに聖マリア教会です。
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ブレッド湖のシンボルともいえる小島に教会ができたのは、8~9世紀。
17世紀に現在の白い塔を持つバロック様式の教会へと改築されたそうです。

先に着いたグループは、ただの観光客ではなかったようです。讃美歌の練習をしていらっしゃいました。
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正面の祭壇に聖マリア像、両脇に11世紀のブレッド領主ヘンリック2世と妻クニグンダの肖像が飾られています。
後ろから陽の光を受けて輝く聖マリア像は、とても美しく、神々しいです。
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天井から吊り下がるロープをひっぱると鐘を鳴らすことができます。
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鐘楼が建てられたのは1534年。
この鐘を鳴らすと願い事が叶うと伝えられていますが、かなり重い・・・。ぶら下がるように全体重をかけないと鳴らせませんでした。
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小さな島なので、あっという間に一周できちゃいます。
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ユリアン・アルプスの最高峰、トリグラウ山(2864m)。
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水がとっても綺麗。
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写真では1匹しか見えませんが、前夜いただいたマスがいっぱいいました。
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島から、チトー大統領の別荘として建てられた「ホテル・ヴィラ・ブレッド」がよく見えます。
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チトー大統領はこの地をこよなく愛していたのだそう。
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手漕ぎボートを漕いでくれたのはこんな若いお兄さん。
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顔が写っている写真には私も写っているので、公開できません(笑)。

こちらは湖畔へと戻るボートから。ホテルからも見えた、ブレッド城と麓の教会。
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今度は、この標高665m、湖面から100mの崖の上に建つブレッド城から、ブレッド湖を見下ろします。
by camille_31 | 2007-12-15 01:31 |  クロアチア・スロヴェニア